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1381. LGBT [学校生活から]

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                                 LGBTの公式旗 (レインボー=フラッグ)

 体は男でも心は女という性同一性障害のタクシー運転手(60)が、化粧を理由に乗務を禁じたのは不当として、大阪地裁に勤務先のタクシー会社に未払い賃金の支払いを求める仮処分の申請を出しました。地裁はこれを認め、会社に月額18万円の支払いを命じました。

 運転手は、性同一性障害と伝えた上で採用さたのですが、今年2月、上司から「化粧はない」と言われて乗務から外されました。会社は「男性の化粧を不快に思う乗客は多い」と主張しましたが、地裁は運転手が「外見を可能な限り女性に近づけるのは当然の欲求」と指摘し、「化粧で業務上の支障は生じない」と判断しました。

 これを授業で取り上げ、話し合いました。
「LGBTの人達の人権が守られるのは当然だ。」
「でも会社も運転手を選ぶ権利はある。」
「採用しておいての乗務禁止はない。」
 と議論は白熱化。

 やがて、
「温泉で、女湯に心は女だが体は男の人が入ってきたら?」
「ヤダーッ!」
「私も気持ちは嫌だけど、それは認められるべき。」
「それが変態男だったら?」
「風呂場を三つにしては?」
「LGBTは部屋風呂でしょ。」
 と盛り上がった所で、一人の生徒が言いました。
「だったら温泉の大浴場は混浴!」
 一瞬静まりました。

 私は圧倒され、
「老人の男性は入りづらくなるなぁ…」
と言うのがせいぜいでした。価値観は確かに多様化してますね。


** 高校生のコトバ **************************

名言: 「バカを言え」 正確には「バカを言うな」じゃないの? (船長)

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