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1949.大阪人 [雑感・気づき]

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大阪のヒョウ柄のおばちゃん(フリー画像より)


長い事お休みを頂きました。大学入学共通テストが終わったので、再開させて頂きます。

 以前、ケンミンショーで大阪人の会話特集をやっていました。例えば、知らない人から自分のズボンのチャックが開いていると指摘されたら、
「明けてんねん」。
ほっぺにご飯粒がついてると言われたら、
「非常食やねん」。
「後から食べんねん」とも。
恥ずかしい場面を、千載一遇の笑いのチャンスととらえるそうです。素晴らしい文化だと感じました。

 昔、大阪出身の若い先生と一緒に勤務した事があります。彼は生徒指導部に配属されていましたが、生徒の挑発的な発言に対しても、まずは「さよかー」と軽くいなし、「ほな聞くけん、もういっぺん言ってみてな」と身を乗り出します。私は、このカウンセリング・マインドに舌を巻いたものです。

 宮城県出身の教員だとこうはいきません。下手すると、くさびを打ち込んだような膠着状態になります。大阪人は初対面でも身内のようなフレンドリーな対応をめざすと言います。この姿勢は、小中高を問わず学校の先生が身に着けるべきテクニックと感じました。ただ番組の最後に、大阪人は発言には責任を持ちたがらないとも言っていました。それが、最後につける「知らんけど」だそうです。でも、これもひっくるめて「軽い会話」のテクニックは、私達東北人に必要だと感じました。知らんけど。

** 高校生のコトバ **************************

名言 :  好きなYouTuberで 人柄がわかる。
(らっこちゃん)

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jingashita

先生だけでなく、全ての人に有効なコミュニケーションの取り方かもしれませんね。
「知らんけど」はいりませんが。
by jingashita (2024-01-17 06:35) 

サボテン

jingashita様、
 本当にそう思います。でもこんな言い方を73歳の私が突然始めたら、周りは「とうとう来たか…」と引くことでしょうね。言語文化の違いは大きいと思います。そう考えると、口の重い東北人でも全国区で笑いの取れるサンドウィッチマンやいなかっぺいはすごい。笑いのツボをつかむ才能と苦労の下積みがものをいってます。私も笑われる生き方ではなく、余裕で笑わせる生き方ができるようツボ探しにがんばりたいと思います。
 コメントありがとうございました
by サボテン (2024-01-17 22:56) 

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