SSブログ

1015. 想像力 [ニュースより]

m_20180828-567-OYT1T50158.jpg
                        夏休みの宿題の出品例 (読売新聞より)

 メルカリ・楽天・ヤフオクメなどのフリーマーケットに、多くの夏休みの宿題が出品されました。「子供の主体的な学び」を強調する文科省はこの風潮を問題視し、運営各社に出品禁止の検討を要請しました。するとこれらのサイトではすぐにそれらを出品禁止品に指定しました。私は、今回のサイト側の協力姿勢は素晴らしいと感じます。

 ところで、今大学では、他人の論文をコピペして自分の論文にする学生が大変多いそうです。そこで大学側も知恵を絞って、コピペした論文を一発で見抜く「 Copy Content Detector 」というツールを開発しました。これはオリジナル原稿まで特定してくれる優れモノです。皆さん、上級学校に進んでも、論文は自分の創造力を使って仕上げましょう。

 ある人が言いました。「コピペってそんなに悪いこと?しょせん私達も他人の思想をあちこちコピペしながら自分の思想を作ってるんでしょ。コピペ能力も『生きる力』じゃないの。」と。しかし私はこれは間違っていると思います。もし他人の思想をコピペし合う人々だけの社会があったとしたら、そこに思想的な進歩はありません。今の豊かな文明社会は、多くの人々の創造力によって築き上げられてきたと私は信じています。


○コピペ発見ツール「CopyContentDetector」(無料です。)
https://ccd.cloud/

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 一年に数回、何をしてもうまくいかない日がやって来る。 (AI)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1014. 無人タクシー [ニュースより]

3272591.jpg
                       27日に公道営業運転をした無人タクシー


 東京の日の丸タクシーとベンチャー企業のZMPは、都内で無人タクシーの実証実験に入りました。大手町から六本木までの5.3kmを1500円で走ります。このタクシー、車線変更も人間のように大胆に行うそうです。

 この車が人間より優れている点は、人と車の動きを周り360°認識できるので、交差点をより安全に抜け出す事ができる所です。さらにこれまでのデータの蓄積から、駐車中の車の脇を通る時にはその動き出しに備えてスピードを落とすなど、未来予測もしながら運転します。今後データの蓄積が進めば、予測精度はさらに高まる事でしょう。2020年度の全面営業をめざしているそうです。

 しかし、そう言われてもまだ不安は残ります。例えば、ビルの屋上からの飛び降り自殺が原因で、この車が乗客や通行人にケガを負わせた場合、その損害賠償は誰が支払うべきでしょうか。実はここはまだ法律ができていません。私は、関係する企業で基金を作り、そこから支出するのがいいのではと思っています。早く法整備されて、私が免許返納を求められる十年後には、自家用車もこうなっているといいなあと感じています。(^^♪

○無人タクシーの実証実験のニュース
https://jp.reuters.com/article/self-driving-taxi-idJPKCN1LC09E

○NHK記者が実際に乗ってみたルポ
https://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2018_0131.html

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 降りる駅が近づけば近づくほど、眠くなる。   (Yai Ming)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1013. 空飛ぶ車 [ニュースより]

flying car.jpg
                    カーティベーター社が開発する空飛ぶ車「スカイドライブ」

 政府は24日、数人が乗って空中を移動できる「空飛ぶ車」の実現に向けた官民協議会を設立すると発表しました。この車は電動で垂直に離着陸する事から航空機とドローンの中間に位置付けられます。経産省は開発支援として、来年度予算に45億円を盛り込みます。この制作の中心的存在が、愛知県豊田市の「カーティベーター」です。サポーターにはトヨタグループがついており、当面2020年の東京五輪開会式での陸空両用の「スカイドライブ」のお披露目を目指しています。

 これが実用化された時のメリットは、災害等で道路が寸断された時や渋滞時の人や物のスムーズな移動です。また観光や各種調査に活用すれば、新しい楽しみや深い理解が得られそうです。

 一方デメリットは、法整備や管制業務の複雑さに起因する各種トラブル発生の危惧です。さらに、以前(No.771)も書きましたが、位置エネルギーの問題です。現在ですらエネルギー事情が逼迫しているのに、さらに空中移動分が上乗せされたら必ずエネルギー不足に陥ります。こう考えると、空飛ぶ車のお披露目は2020年と急がず、また新エネルギーが開発されるまでは、空飛ぶ車を緊急車両に限定するべきと思うのですがいかがでしょうか。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : ミカン皮 トイレに一つ 落ちている  (誰だ)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1012. 判官びいき [教育の話題]

post_24479_kanano.jpg
                 試合後、全力で校歌を熱唱する金足農業高校ナイン

 先日のNHKニュースで、甲子園大会準優勝の金足農業高校の話題が優勝校の大阪桐蔭高校の前に流され、びっくりしました。内容も、県民の嬉しそうな声やボロボロのボールの映像など、細かい所まで伝える温かいものでした。確かに練習時間も短く雪深い秋田県の、予算も少ない公立高校の野球部が決勝戦まで勝ち進んだのですから、感動を呼ばない訳がありません。ただ、彼らへの応援熱があれ程高まってしまうと、相手の大阪桐蔭高校のナインは、さぞかしやりづらかったろうなあと同情もしてしまいます。どの生徒も与えられた条件の中、限界ギリギリまで頑張って来た点は同じですから。

 昔、石巻市の片腕の女子高校生剣士が話題になった事があります。新聞も大々的に取り上げ私も応援しましたが、考えてみれば彼女の試合相手は相当やりづらかったと思います。そもそも相手に片腕が無いという事は、「小手」を打ち込むチャンスが大きく減る事ですから。

 公平に、客観的に見ようとしても、どうしても「判官びいき」に見てしまうのが、私達の常(つね)です。生徒同士のトラブルの仲裁や上級学校への推薦会議など、正確な判定が求められる場面では細心の注意を払わねばと自戒しています。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : カラオケで バラード歌って 盛り下げる   (ちきん)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1011. 悩み [教育の話題]

8c71b6a0.jpg
                写真家星野道夫氏

 勤務校で、カトリック仙台司教区の森田神父様の講演がありました。

 写真家の星野道夫さんがエスキモーの子供達に勉強を教えていた時、「一番最初に分かった人にご褒美を上げる」と提案しました。ところが分かった子は分からない子に教え始め、結局全員が一斉に手を挙げました。極限の地アラスカでは、「一人だけの抜け駆けは良くない」という「常識」があるというのです。場所が変われば、教育の仕方も変わるものだと考えさせられました。

 その後の分科会で、幼稚園の先生が「ここの園児は優し過ぎると言われます。列を作って並んでいたのに、割り込まれても『いいよ』と譲って気にしません。こんな弱い子に育てていいのかと悩んでます。」と話されました。隣人愛を説くあまり、現代社会で生き抜けない人間を作っているのではないか、との危惧です。この優しい先生の葛藤はよく分かります。でもその時ふと、「その子は弱いのではなく、それを貫き通す『強さ』があるのでは?」とも感じました。

 かく言う私も、実は政治経済の授業では、「お金に余裕ができたら、将来のために貯金しなさい。」と言うべきか、「困っている人のために献金しなさい。」と言うべきか、悩んでいます。皆さんが教員なら、どちらを説きますか?

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 夕ご飯に何を食べたいか聞くものの、必ずそのメニューは作らない母。 (A.K.)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1010. 遺伝子で家系図 [ニュースより]

23andme_is_selling_your_data-w960.jpg
                      遺伝子検査会社「23アンドミー」のマーク

 米国の「23アンドミー」という会社は、遺伝子を使って家系図を作っています。500万人以上がこれを利用しているそうです。また「GEDマッチ」という遺伝子データの共有サイトは、誰でも自由にデータを登録して自分の家系図を作れる事を目指しています。先日、米国の警察がこの「GEDマッチ」を利用して、30年前の殺人犯を逮捕しました。現場に残されたDNAデータをここにアップし、犯人を特定したのです。今後、警察の捜査は格段に速く進むと言われています。

 しかしこのニュース、手放しで喜んではいられません。誰でも自由に遺伝家系図を作れるという事は、友人や恋人の髪の毛一本でも手に入れれば、彼(彼女)の一族の遺伝子情報を簡単に得られるという事ですから。もし彼が昔犯罪を犯していたら!?これは本人の自業自得です。しかし、もし親戚に性犯罪者がいたら…、遺伝性疾患が多数いたら…、短命な家系だったら…と考えていくと、誰からも祝福される結婚というものが難しくなりそうです。それどころか、これが生命保険の加入拒否や入社試験の不合格理由に利用されたら、これは新たな「人種差別」です。

 どちらかと言うと、世の中「分からないから良い」という事の方が多いとは思いませんか?


** 高校生のコトバ **************************

名言 : 友達の鼻毛が出ていると、目が離せなくなる。  (Tubu)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1009. 理稀ちゃん発見 [宗教的感覚]

0057214805_result.jpg
                        藤本理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さん

 2歳の誕生日を、一人森の中の水辺で迎えた藤本理稀ちゃんの精神力と運の強さには驚かされました。一方15日の朝6時に現場に軽トラックで駆けつけ、30分後には理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さん(78)の直感もスゴイ。何もかもが、私達には奇跡のように見えます。

 尾畠さんは13年前に魚屋の店をたたみ、その後は東日本大震災や熊本地震、今年の七月豪雨など、災害で困っている人がいればじっとしていられず、軽トラックで駆け付け、ボランティア活動に打ち込んでいます。活動を支える収入は、年金だけだそうです。かなり濃いキャラの語り口調ですが、「世間に恩返し」との言葉には心打たれます。「〇〇のために」といった打算がありません。「彼に国民栄誉賞を」との声もネット上に流れていますが、彼の純粋さの前では名誉も金銭も逆にそれを汚しそうに思えてきます。

 理稀ちゃんにとって、その時のおじちゃんは神様のように見えた事でしょう。尾畠さんにとっても理稀ちゃんの発見は神様のお引き合わせのように感じたのではないでしょうか。今回の出来事は、私達に「神様は邪心のない所に現れる」という事を学ばせるために起きたような気がします。

**高校生のコトバ **************************

名言 : 何年経ってもしゃべれないイクラちゃんを見ていると、切なくなる。  (みっきみき)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1008. 自由度 [雑感・気づき]

P1330522(1).jpg
                          どこまでも続くオリーブ畑。

 スペインネタが続きましたが、もう一つだけ今回の旅行で気づいた事を書かせて下さい。

 外国に行くと、日本の良さを感じる事が多々あります。旅行中、ホテルの朝食はどこも日本と同じバイキング形式でした。ところが、ハムやチーズは豊富にあるのですが、野菜がほとんど無いのです。スペインでは、野菜は貴重品です。夏に雨量の少ない地中海性気候の地域では、オリーブとブドウ以外の植物はほとんど育ちません。バスの窓から見る限り、縦横5m間隔に植えられたオリーブの木々は地平線のかなたまで続いていました。

 「スペインでは、家の周りを除いて鳥の姿が無い」と、本に書かれてありましたがその通りでした。この厳しい環境下では、人間といえども一人で生きていくのは難しいと思われます。こう考えると、オリーブも育たない中東の砂漠地帯ともなれば、人々はどうしても部族単位で群れて生きるしかない事に気づきました。2003年のイラク復興支援の自衛隊の佐藤隊長が、イラクの部族社会の風習に大変戸惑ったという話を思い出します。

 これに比べれば、野菜も水も豊富な日本での人間関係は、これでもかなりしがらみの薄い自由なものになっているのではないでしょうか。こんな自由度の高い日本に生まれて、良かったなあと感じます。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 :  EXILEが一人増えても、誰も気づかないと思う。 (たけるん)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1007. スペイン文化 2 [雑感・気づき]

P1330176(1).jpg
             サクラダ・ファミリアの入り口

 1883年、ガウディは字の読めない人々のために「聖堂全体で聖書の内容を表現する」高さ170mの巨大な教会「サグラダ・ファミリア」を設計し着工しました。彼は1926年に亡くなりましたが、その意思を引き継いだ建築家達によってこの工事は現在も続けられています。完成予定は彼の死後100年目となる2026年です。

 観光初日にこれを見た私の第一印象は、「曲線の多い、ごてごてした教会」というものでした。教会の入り口周辺にはキリストやマリア等の彫刻の他に花、昆虫、とかげ、木々などがびっしり彫られています。確かに中に入れば、大変な高さの天井と堂内をきらびやかに染めるステンドグラスが私達を圧倒しますが、それはフランスやイタリアの教会の直線的な荘厳さとはかなり違うものでした。

 その後イスラム教のアルハンブラ宮殿やキリスト教の聖マリア大聖堂などを見学していく内に、スペインの建築にはアーチ主体のイスラム建築の影響が今でも強く残っていると感じたのです。ホテルの部屋の装飾にしても、民家の窓の手すりにしても、曲線にちょっとした装飾が施されているものが多いのです。この曲線の妙とも言える「遊び心」こそがスペイン文化の特徴で、ガウディ一やピカソ、ダリ、ミロなどの大芸術家を生み出した源なんだと気づきました。

P1330703(1).jpg
                       イスラム教のアルハンブラ宮殿の内部 (グラナダ)
P1340234(1).jpg
     聖マリア大聖堂の内部 (イスラム教徒が作ったキリスト教教会) (コルドバ)
P1340301(1).jpg
            スペインの普通の土産物屋の中庭 (コルドバ)

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 愛想笑い、やり続けるとほっぺと心が痛い。 (A.O.)


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1006. 警察官 2 [雑感・気づき]

P1330427-2(1).jpg
          ターミネーターのように怖いスペインの警察官

 スペイン旅行中、私達のバスの行く手に2台の白バイが道をふさいでいました。車内前方の席に座っていた人が、「みんな、シートベルト締めて!」と叫びました。私達のほとんどは毎回締めていたのですが、一瞬車内に緊張が走りました。サングラスの警官の放つオーラがすごかったからです。バスが停車すると、彼は乗り込んできて運転手に一言質問しました。すると運転手は青くなって必死に何かを探していましたが見つからず、30分程するとふるえる手で罰金を支払いました。再びハンドルを握った時、その顔は冷や汗があふれていました。結局、探し物が何だったのかは分かりませんでしたが、走行や運転に直接支障はないものだったようです。

 それにしてもあの運転手の狼狽ぶりと警察官の威圧感は、日本ではついぞ見られないものでした。考えてみれば、いつテロが起きるか分からない国の警察官には徹底した取り締まり力が求められ、その為には私達日本人の想像を超える絶大な権力が与えられているのでしょう。空港内の警邏も、数名が銃を手に「そこのけ、そこのけ」と肩で風を切って歩いていました。こんな様子を見るにつけ、茶のみ話のできる「駐在さん」もいる日本ののどかさはいいなあと感じます。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : ダメな所を見つけるより、良い所が見える人でありたい。 (crew)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1005. Uターン 2 [雑感・気づき]

2f70163d69c6b320c6d7e3997f819d1a.jpg
                私達が乗ったのと同型機

 アムステルダム空港からバルセロナまでKLMオランダ航空を利用しました。離陸時、私は飛行機の窓からオランダの風景を楽しんでいました。飛行機は高度を上げている途中で突然ゆっくりになり、海岸線を越えると大きくUターンして再びアムステルダム空港に着陸しました。この間、乗客には何の説明もありません。多くの何も知らない乗客は、「早かったね」などと勘違いをしていました。

 やがて機長がマイクで、「バード・ストライクに遭い、機材が壊れて飛べなくなった。部品修理で済むか別の機体と交換かを判断するため、しばらく時間がかかる。」と説明しました。30分も経つとトイレの前には行列ができました。しばらくして、機長の「修理して飛びます。」との放送が入ると、黒人の男性客室乗務員が手を叩いて喜んでいました。しかし機長からはそれ以上の説明はありませんでした。

 日本ならこんな時、機長は事故直後に詳細に事情を説明し、謝罪して乗客の動揺を抑えようとするに違いありません。私は、あのゆっくりとしたスピードは、ジェットエンジン二基の内の一基だけで飛ぶ片肺飛行から来ていたのではないかと思っています。乗客にとっては、今回のように「知らぬが仏」でいさせてもらう方がいいのか、日本式の細やかな対応がいいのか、考えさせられました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 :  暑い日に エアコン求めて バスに乗る(H)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

1004. スペイン文化 [雑感・気づき]

 スペインの古い建物には装飾が多く、初めはそれが不思議でした。しかしすぐにそれがイスラム文化がいまだに残っている証拠だと気づきました。理由は帰国後にご報告します。

 一昨日と昨日は、マドリードでした。今日は日本に向けて出発です。

nice!(2)  コメント(0) 

1003. 警察官 [雑感・気づき]

 昨日の事です。コルドバからグラナダに向かう私達のバスが交差点での警察官の検問に遭いました。一人の警察官がバスに乗り込んできて、運転手に質問しました。すると運転手は青くなって色々探していましたが、結局見つからず、指先ふるわせながら罰金を支払いました。詳しくは13日のブログに書きますます。
 今日は、セビリアに来ています。猛烈な暑さです。

nice!(2)  コメント(0) 

1002. Uターン [雑感・気づき]

 アムステルダム空港で乗り継いだ私達の飛行機が、やけにゆっくりだなあと思っていたら、間もなく乗客に何の連絡もなくUターンしてアムステルダム空港に戻りました。その時機内の乗客は…。
詳しくは、帰国した11日にアップさせてもらいます。今日は、バルセロナからバレンシアに移動しました。

nice!(2)  コメント(0) 

1001. ご連絡とお詫び [その他]

 まことに勝手ながら、本日より九日間スペインに行ってきます。清水の舞台から飛び降りる覚悟で申し込んだ観光旅行ですが、キリスト教文化のヨーロッパに、かつて一度侵入して追い返されたイスラム教の文化がどの程度残されているかを見るのが楽しみです。
 パソコンがないので、旅行中はとりあえずスマホで滞在場所だけお知らせし、詳しい内容は帰国後にご報告します。WiFiが通じない時は、送れなくなります。ご勘弁下さい。
 ではうまくいく事を祈りつつ、行ってまいります。

nice!(2)  コメント(0) 

1000. 就職試験 [ニュースより]

aomori-city-bu.jpg
                                青森市営バス

 来年3月に卒業予定の大学生の就職内々定率が絶好調というニュースが流れました。こういう明るい話題はいいですね。昔、地方都市は大変な就職難でした。

 2005年1月、青森市で43歳と36歳の二人の市営バスの運転手が学歴詐称で懲戒免職になりました。二人は大学と短大を卒業したのですが「高卒以下」の運転手採用枠に応募し、それぞれ96年と98年に採用されました。青森市は地元の中・高卒者の就職難を緩和しようと、市営バスの運転手の募集には「高卒以下」という条件をつけていました。しかしこの処分には、「厳しすぎる。」との抗議の声が多数上がりました。皆さんはどう思いますか?

 私は、青森市のねらいは理解できますが、この二人の気持ちもよく分かります。結論としては、市の選考方法が間違っていたと感じます。この方法は、「能力があるからダメ」とも聞こえます。就職試験は、組織にとってプラスになる人材を選ぶためのものですから、能力のある人が受験できない試験というのは矛盾しています。もし青森市が中・高卒者の就職を手伝おうとするなら、選考試験ではなく中学・高校の学校長の推薦で採用という方法がいいのではないでしょうか。たとえ過去の卒業生であっても狭い地方都市なら可能な気がします。


〇大卒なのに高卒と偽り懲戒免職にされた運転手の記事。
https://response.jp/article/2005/01/24/67417.html

** 高校生のコトバ **************************

川柳 :  扇風機 首を固定し 独り占め    (シーフォ)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。