1486. サポカー [雑感・気づき]
運動不足で体が重くなったので、秋保大滝までドライブをしてみました。滝の展望台までの長い階段は膝にこたえましたが、体調は大幅に改善した気がします。
先月購入したスズキ「ソリオ」はサポカーといって、高齢者向けの様々な装置がついています。今回その中の一つ、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」という装置を実験してみました。これは走行中に目の前の車に照準を合わせると、適当な車間距離を保ってピッタリ追いかけてくれるものです。上限速度を設定するのですが、対象車がそれを超えた場合車は追従をやめ、設定速度で走り続けます。装置が作動している間、足はペダルから離れ、私はハンドル操作だけに集中すればいいので実に楽でした。
ところがほんの少しですが、「行きはよいよい、帰りは恐い」の感覚になりました。長距離を走ってこの感覚に慣れると、緊張感が薄れて眠くなるのです。ふらつき運転を検知すると、車は「ピピッ」と警告してくれるのですが、帰りは少し多かったような気がします。さらに右足が弛緩しているので、突然道路の穴に気づいたような場合、ブレーキを踏むのが遅れそうです。
楽な運転と安全運転は別物ですね。やはり安全運転には適度の緊張が必要と感じました。家の近くまで帰ってきたら、車のETC車載器から「そろそろ一休みの時間です」という優しい忠告音が流れてきました。
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川柳 : 宿題を 伸ばし続けて 最終日 (I![[黒ハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/136.gif)
K)
K)1485. 東京五輪 [ニュースより]
2月、森喜朗前会長が女性蔑視発言をした時、五輪の米国放送権を持つNBC社は、ジュールズ・ボイコフ教授の『彼は去らねばならない。』とする記事を電子版に載せました。そのとたん「問題なし」としていたIOCは急遽態度を変え、「完全に不適切」と森氏不支持に回りました。そのNBCが25日、『リレーの聖火を消すべきだ』という同教授の記事を再び載せたのです。
〇「パンデミックの中、聖火リレーは五輪の虚飾のため、公衆衛生を犠牲にする危険を冒している」
〇(出発地が福島県について)「儀式の偽善や害悪、バカバカしさを際立たせた。」
〇「もとは『復興五輪』をうたっていたが、財源は五輪の準備のため東京に振り向けられた」
〇「五輪はパンデミックを悪化させかねない。開幕時にも日本国民はワクチン接種を終えていないだろう。海外から来る何千人もの選手やコーチ、記者らは誰もワクチン接種が義務づけられていない。」
〇(1月の共同通信社の世論調査を受けて)「80％もの国民が中止か再延期を支持している。」
私が驚いたのは、彼が的確に被災三県の県民の声を代弁している点です。さらに、報じたNBC社がIOC最大のスポンサーという点です。開催は難しくなってきました。本番に調子を合わせて努力している選手達を考えると軽々に発言はできませんが、私もコロナの現状が改善されない限り7月の開催はすべきでないと考えます。
私が驚いたのは、彼が的確に被災三県の県民の声を代弁している点です。さらに、報じたNBC社がIOC最大のスポンサーという点です。開催は難しくなってきました。本番に調子を合わせて努力している選手達を考えると軽々に発言はできませんが、私もコロナの現状が改善されない限り7月の開催はすべきでないと考えます。
〇このニュースを報じる日経新聞の記事https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG263TT0W1A320C2000000/
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川柳 : 私もね 小学校までは 優等生 (ブルー)
1484. イタズラ番組 [ニュースより]
金正男氏殺害の実行犯ドアン氏のインタビュー番組を見ました。ベトナム国籍のドアン氏は2017年2月、マレーシアの空港で正男氏の顔に猛毒VXガスを含む液体を塗ったとして逮捕されました。裁判では「イタズラ番組の撮影だと思っていた」と無罪を主張しましたが、審理は殺人罪で進められました。しかし途中で傷害罪に変更され、判決は禁錮3年4カ月でした。
彼女はインタビューで、当日はYouTubeのドッキリ企画に出演していると信じ切っていたと言っています。最初はY(北朝鮮の工作員)から「女優達とYouTubeのイタズラ番組に出ないか」と誘われ、女優の夢が叶うと信じて承諾しました。練習に町中でサプライズキスをする動画を撮りましたが、失敗しました。その後何度か色々練習し、当日は空港で「俳優」と聞かされた正男氏の顔に後ろからクリームを塗り、謝罪して逃げました。その後、工作員と連絡が取れなくなりました。彼女の話の真偽の程は分かりませんが、信憑性は高いと感じます。
YouTuberが再生回数次第で高額を稼げる時代となり、品の無い悪ふざけが世界中で増えています。高校生の皆さん、所得を得るには全ての人を幸せにするのが正道です。一部の人を驚かせたり悲しませたりして金を得続ける事はできません。そんな変な流れに警鐘をならしたのがこの事件のように感じました。
〇フジテレビのドアン氏のインタビュー番組 (YouTubeより)
https://www.youtube.com/watch?v=pGbPUizZZmo
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名言 : 意欲が湧くから勉強に取り組むのではない。取り組んでいるから自然と意欲が湧くのである。 (Y.N.)
1483. 奇蹟的出会い [雑感・気づき]
昨日、3歳の時に別れた父親を探す旅に出た青年が、その初日に奇蹟的に再会した番組を見ました。彼の名は森近駿介さん(22)。昔家族で住んでいた福山市の路上でライブ演奏し、その後自分が父親を捜している事を告げました。すると一人の女の子が「それ私のお父さんです！」と名乗り出たのです。その子は別れた父親の再婚相手の子でした。そして父親とその日の内に再会できたのです。
森近さんは始めはSNSで探しましたが見つからず、「それならライブで」と山口県から広島県にやって来て念願が叶いました。しかも異母妹は大変な美人で、二人はその場でハイタッチし意気投合しました。実は父親にも森近君と同様、幼い頃に別れた父親を捜して出会えた過去があり、似た境遇同士の父子も一気に打ち解けました。
この番組を見て色々感じてしまいました。一つは、人が本気で立ち上がればどんな奇跡も起こりうるという喜ばしい事実。そしてもう一つは、意気投合したこの異母兄妹はいくら好きになっても法律上結婚できないという悲しい事実。彼らは新たな悩みの種を手にしたのかもしれません。もし彼られがどうしても結婚したいなら、スウェーデンに帰化して政府の特別許可を得れば可能だそうです。(Wikipedea情報) 誰もが幸せになれるといいですね。ネットで調べたら、この番組は昨年10月の再放送でした。
〇この出来事についての記事(最後のインスタグラムに注目)
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狂歌 : 大好きな 君が「おかえり」 言うだけで 疲れ半減 幸せ二倍 (たんぱん)
1482. 千葉県知事選 [ニュースより]
小池百合子氏への公開プロポーズには驚きました。21日に千葉県知事選が行われ、前千葉市長の熊谷俊人氏が当選しました。立候補した8名の政見放送がYouTubeにあったので下に載せておきます。
私の感想を書かせてもらうと、まともな候補者は半数の4名だけです。残りの4名は、Ａ「ワクチンは打つな。マスクをはずせ。」、Ｂ「国民一人当たり7万円支給。」、Ｃ「千葉県全体をディズニーランドに。」、Ｄ「千葉のバイデンとなり、他の二人の候補者を副知事に。」など、疑問符の付く公約ばかり。
とりわけＣ氏は、最初の30秒間「自分の放送をYouTubeにアップしてくれ」と言ったきり黙り込みました。またＤ氏は「知事になったら小池百合子氏にプロポーズするので、応援よろしく。」と真顔で述べています。投票総数の十分の一以上の得票数が無いと供託金300万円は没収ですが、立候補する人の中にはNHKの政見放送をYouTubeにアップし、広告収入がそれを上回る事を期待しいる人もいるそうです。
平成25年にネット選挙運動が解禁となり、この手の売名行為や金儲けが増えそうで心配です。規制は民主主義の原則を考えると難しく、健全な政治を保つには広く有権者が政治的教養を高める必要があります。科目「政経」の重要性をひしひしと感じています。
狂歌 : 悲しませ 喜ばせたり できるもの 重くて軽い その言葉 (ん)
1481. 津波 [ニュースより]
宮城県が人口10万人当たりの新型コロナ感染者数ワースト1と聞いてがっかりしていたら、つい4時間前に震度5強の地震が宮城県沖で発生し、再び本県が嬉しくないニュースのトップに上って来てしまいました。先月13日の震度6強の地震で崩れた青葉城址の石垣もまだ修復工事中なのに、です。10年前の東日本大震災が震度7だったので、6、5と徐々に小さくなってはいますが、余震は当分続きそうです。
私は高台に住んでいるので津波の心配がないのですが、大震災で辛い経験をされた沿岸部の方々は、再び出された津波警報にさぞかし肝を冷やされた事と思います。石巻市ではサイレンが鳴り響き、日和山に多くの市民がタクシーなどで避難したそうです。
料理を味わった人と食べてない人の差が絶対に埋まらないように、私自身は津波を体験した方々の恐怖を絶対に理解し得ないと思っています。だから私にできる事は、たとえ再度津波がやって来ても、二度と福島第一原発事故のような悲惨な人々を出さないよう原発推進には絶対反対の姿勢を貫く事だと思っています。
原発は今の人々だけでなく、将来の人々に猛毒を先送りする現代人の「エゴの象徴」です。何としても再生可能エネルギー拡大の方向に舵を切っていきましょう。
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川柳 : 女子高の 運動会は みんなガチ (高校生)
1480. 差別問題 [ニュースより]
オリンピックをもじってオリンピッグとし、そのキャラクターにピンクの服を着た豚(ビッグ)を当ててみては、とLINEの中で提案した佐々木宏東京五輪開閉会式責任者が、今日辞職しました。理由は、そのキャラクターに渡辺直美さんをあてたため、これが女性蔑視発言とされためです。私は、これは森喜朗氏の女性蔑視問題とは別と感じます。
今回渡辺直美さんは、「体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。」と語ってます。あの体型でキレッキレのダンスを披露する彼女にとっては打ってつけの企画だったかもしれません。
男性ダンサーのパパイヤ鈴木氏にしても、太っている事にコンプレックスを感じている様子はありません。一方英国の童話「三匹の子豚」の末っ子子豚はずる賢い狼の裏をかく賢い存在に描かれています。可愛い子豚キャラで太った方々がその生き生きとした姿を世界にアピールするのは決して悪い事ではないと思うのですが、豚を蔑む日本の文化がそれを妨げています。
むしろ私が問題だと思うのは、10人程度のLINEで気さくに出し合った内々の話を、1年以上経ってから突然週刊誌に売る人の存在です。高校生の皆さん、LINEのトークグループは、いつ誰がコロリと敵になるか分からない世界でもあります。言葉は消えても文字は残ります。文章は十分吟味して送信しましょう。
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川柳 : 女の子 偶数好きで めんどうだ (クマ)
1479. 聖書 [宗教的感覚]
今日は「倫理」の中の旧約聖書と新約聖書の違いについて考えてみます。旧約聖書は天地創造から紀元前5世紀までの出来事が書かれたユダヤ教の教典です。ユダヤ教は「モーセの十戒を守れば、神はユダヤ人を特別な民として選ぶ」という契約が柱となっていますが、「守れば繁栄、破れば破滅」という厳しい宗教です。
一方新約聖書はイエスの誕生から約百年間の出来事が書かれたキリスト教の教典です。愛の宗教とも呼ばれるキリスト教では、イエスが「神の国はあなた方の間にある」と言っています。「幸せ」は将来与えられるものではなく、すでに与えられている事に気づく事なのだというのです。パウロも「自分自身で事を定める力が自分にあるのではない。私達のこうした力は神から来ている」と言っています。
将来の幸せのために自分を律する旧約聖書的な生き方は自由度が低い気がします。一方、困難の中にあっても、神のはからいを信じてのびのびと生きる生き方には自由が感じられます。パウロも「主の霊のある所には自由がある」と語っています。
したがって新約聖書の生き方の方が理想となるのですが、私のような凡夫には、旧約聖書の掟のような指針がやはり必要です。両方大事だとは思いますが、ただ「気づき」という個人の飛躍を求めている点で、新約聖書の世界の方が頭一つ抜け出ている気がしています。
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名言 : 自分の話だけでなく、私の話もさせてくれ。 (もち)
1478. 皴(しわ) [雑感・気づき]
私の花粉症は40代半ばからですが今年の春は特にひどく、今の両目はまるで眠っているカメの目のようです。授業で生徒達には「花粉症で顔が変わってしまった。しばらくの間、ごめんね。」などと言ってますが、悪化は止められないと諦めています。ちょっとしたきっかけで、老化現象は一段進みます。つるべ落としの勢いで、私は亡くなった父に似てきています。
しかし自分の顔の皴(しわ)が増えてきたら、最近は小中学生はもちろん、昔生意気そうに見えていた男子高校生もみんなメンコク見えてきました。それどころか、大変失礼ですが職員室で張り切って教材研究している先生も生徒指導に悩んでいる先生も、40代の我が子ぐらいまでの先生方、皆さんメンコク見えてしょうがないのです。きっと私の深層心理の中では、顔に皴が増えた分、私は皴の少ない顔に「顔のイデア」を見ているのでしょう。
一方、皴だらけの顔にも魅力が見出せるようになりました。特に、震災後に苦労して生活を立て直した方々の皴には大きな魅力を感じます。あんな風に老けたいと願う目標でもあります。また私の95歳の母も皴だらけですが、何もかもありがたがって過ごしているので、顔はお地蔵様のようです。皴を減らす事はできませんが、良い皴を刻むのは当人の心掛けという気がますますしてきました。がんばります。
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名言 : 令和時代を良くするのも悪くするのも自分次第 (グク)
しかし自分の顔の皴(しわ)が増えてきたら、最近は小中学生はもちろん、昔生意気そうに見えていた男子高校生もみんなメンコク見えてきました。それどころか、大変失礼ですが職員室で張り切って教材研究している先生も生徒指導に悩んでいる先生も、40代の我が子ぐらいまでの先生方、皆さんメンコク見えてしょうがないのです。きっと私の深層心理の中では、顔に皴が増えた分、私は皴の少ない顔に「顔のイデア」を見ているのでしょう。
一方、皴だらけの顔にも魅力が見出せるようになりました。特に、震災後に苦労して生活を立て直した方々の皴には大きな魅力を感じます。あんな風に老けたいと願う目標でもあります。また私の95歳の母も皴だらけですが、何もかもありがたがって過ごしているので、顔はお地蔵様のようです。皴を減らす事はできませんが、良い皴を刻むのは当人の心掛けという気がますますしてきました。がんばります。
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名言 : 令和時代を良くするのも悪くするのも自分次第 (グク)
1477. プライバシー [ニュースより]
英王室を離脱したヘンリー王子の妻メーガン妃が米国TVに語った内容が話題になっています。彼女は、英王室内では彼女に対する人種差別的発言がよく聞かれ、一時は自殺も考えたと言います。また、王子の兄ウィリアム王子のキャサリン妃を泣かせたとの報道にも、真実は逆だと弁明しています。
こんな証拠も証人もない一家庭内のいざこざを、マスコミは大々的に報じています。事実だけならまだいいとしても、そこに様々な論評を面白おかしく付け加えます。その目的は、他人の不幸を喜ぶ大衆に迎合して儲ける事です。その覗き趣味は、かつて王子達の母親のダイアナ妃の命を奪いました。
差別問題は非常にデリケートで、加害者と被害者の間に妥協の余地の無い場合が少なくありません。例えば、全く他意の無い「健康そうね」の一言も、アフリカ系のハーフで肌色にコンプレックスを感じている人には蔑視発言と受け取られかねません。今回メーガン妃が具体的人名を挙げずに英王室を批判している事自体が彼女の嘘を証明している、との批判もありますが、それとて彼女の気遣いなのかもしれません。
様々なコメンテーターが印象で好き嫌いを述べています。でももし英王室を気遣うなら黙殺するのが一番ではないでしょうか。松田聖子さんと神田沙也加さん、秋篠宮殿下と真子様など、どんな有名人でも家庭内のプライバシーについては、ほっといてあげる心遣いが必要だと感じます。
〇メーガン妃のインタビューのニュース
名言 : 自己中な奴ほど、他人に自己中だと指摘する。 (月永るか)
1476. 福島第一原発 [雑感・気づき]
ＮＨＫの「サンドのお風呂いただきます」を見ました。今回は二人が福島第一原発を訪れ、原子炉建屋内の格納容器(原子炉)の中に入るという体を張ったロケでした。
20分かけて放射線防護服を着た二人は、係員に連れられて5号炉の原子炉圧力容器の真下に入りました。そこは1～3号機では燃料が解け落ちてデブリが堆積している部分と聞いて、何とも言えない不安な顔になりました。やがて係員が放射線量が限界値になったので速やかに退出して欲しいと急かせたので、大急ぎで更衣室に戻りました。
その後、若い三人の東電社員とのインタビューがありました。私は、大学まで出て「創る」仕事ではなく「壊す」仕事に就く人とは、そしてその就職先が郷里を壊した憎い東京電力という人とはどんな気持ちでいるのか、興味津々で見入りました。皆さんりりしくこの重労働に臨んでいて、特に26歳の男性は一旦家族で千葉に避難したものの、使命感に駆られて郷里に戻った父の姿に打たれ、「地元出身の自分が頑張る姿を見せる事で、被災者の方々を元気づけたい」と語っていました。
後悔や慙愧の念に苦しむ場面の多い震災関連番組の中で、加害者と被害者が一緒に福島を立て直そうとしている姿に感動を覚えました。しかしそれはそれとして、やはり原発は将来の子孫のためにも全て廃炉にすべきだと改めて感じました。
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狂歌 : 明日から 学校だねと 言う母は 口では悲しみ 顔では喜ぶ? (イチゴミルク)
)1475. 怒り [雑感・気づき]
最近は東日本大震災関連の記事や番組が多く流されていますが、悲しみを乗り越えるにはどうすべきかについて示唆に富む記事があったのでご紹介します。
田村孝行さん（60）夫妻は、当時七十七銀行女川支店で勤務していた息子の健太さん（当時25歳）を津波で失いました。銀行は津波の発生時に、従業員を高さ13ｍの二階建ての支店屋上に非難させましたが、彼らは20ｍ近い津波に飲み込まれ、13人の内4人が死亡、8人が行方不明となりました。健太さんの遺体は半年後に見つかりました。
怒りの鬼となったお二人は、七十七銀行の避難指示が不適切だったとして提訴しましたが、敗訴しました。そんな中で登った日航機墜落事故現場の御巣鷹山の慰霊祭。そこで知り合った遺族の一人の言葉が胸に深く刻まれました。「ここには今、被害者も加害者も関係なく、それぞれが安全を願って登ってくる。それが30年の月日かもしれません」。孝行さんは、今は対峙している銀行とも、いつか一緒に安全を発信できたらという気になりました。
その後、一般社団法人「健太いのちの教室」を立ち上げ、企業防災の大切さを訴えながら、災害や事故の遺族とつながり、支え合う道を選びました。孝行さんは「人生の残された時間を、健太の命を生かすために使う」と語ります。挫折と無念を繰り返す中で怒りを乗り越えた人生を歩み始めた孝行さん、悲しみや怒りを乗り越えるには少しずつでも動く事が効果的と感じました。
被災された1万6千人の方々のご冥福をお祈り致します。
〇毎日新聞の記事
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狂歌 : 酒を呑み タバコ吸っても 健康な 私の母は 妖怪みたい (Janet)
1474. アレルギー [思い出話]
小学生の頃、私はアレルギー体質で、夏になると手足に小児ストロフルスという虫刺されのような赤い発疹が何カ所か出てきました。まさに蚊に刺された直後のようなかゆさで、いったん掻き始めるとその部分の皮が破れるまで掻き続けていました。特に辛かったのは足の裏でした。
小児科や皮膚科などで診察をしてもらいましたが、処置法はないという事でその場しのぎの塗り薬を与えられるだけでした。これが一生続くかと思うと、暗い気持ちになったものです。ところが20歳の夏を最後に、発疹は現れなくなりました。体質が変わったのです。嬉しい驚きでした。
私の父も卵アレルギーで、兵隊の頃は食事で大変苦労したと言っていました。私が小さい頃は卵の入った食べ物は口にしませんでしたが50歳代に入るとマヨネーズが平気になり徐々に卵の入った食事も食べられるようになりました。という訳で皆さん、今アレルギーで悩んでいても、体はある日突然劇的に変化します。悲観しないで下さい。
と言いつつも、私45歳の頃、原付きバイクで出勤していたら突然涙が止まらなくなりました。「何だ、何だ？」と思っていたら、これが花粉症の始まりでした。こちらも突然やって来ます。したがって先ほどの言葉を正確に言えば、「悲観せず、しかし油断せずにいきましょう」となります。いずれにしても、明日どう変わるか分からないのが「今の私」なんですね。
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狂歌 : 夜遅く 電話の相手は 好きな人 聞き耳建てる 祖母と両親 (あいうえお)
1473. 通信傍受法 [ニュースより]
2020年4月、福岡県篠栗町で、碇翔士郎ちゃん(5歳)が同年代の平均体重の半分で餓死しました。警察は2日、母親の碇利恵容疑者と知人の赤堀恵美子容疑者の二人を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。碇容疑者は翔士郎ちゃん、小学生の長男、次男との4人暮らし。20万円前後の生活保護費の全額を赤堀容疑者に渡していました。赤堀容疑者は週に数回菓子やパン、米を差し入れていましたが、翔士郎ちゃんには厳しくあたり、最後の10日間は水しか与えませんでした。
今回も児童相談所は子供の命を救えませんでした。他人の子育てへの行政の介入には限界があります。もの言えぬ子供を守るのは国の責務でもあります。そこで私は、現在組織暴力や薬物取引などに限定している「通信傍受法」を改正し、その対象に幼児虐待も含める事を提案します。虐待を感じた近隣住民は警察へ通報し、警察は裁判所の許可を得て一カ月間メールや電話を傍受し、証拠が固まれば強制介入します。これには批判がある事も承知していますが、近年の虐待の多さを考えるとやむを得ないと感じるのです。
二人のお兄ちゃん達がこれからどうなるかも心配です。それにしても、この母親はなぜ赤堀容疑者にここまで操られてしまったのでしょうか。世の中には色々な人がいます。皆さんも、マインドコントロールにかからないよう、今の内から自分の頭でしっかり判断するクセをつけておいて下さい。
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川柳 : 増えていく 暗唱番号 減る記憶 (M.Y.)
1472. システム [ニュースより]
7万円の夕食ってどんな味だったんでしょうね。2019年11月、当時総務省の総務審議官だった山田真貴子内閣広報官は、放送関連会社の東北新社に勤める菅首相の長男から7万4千円の食事の接待を受けました。これはどう見ても、東北新社から許認可権を持つ総務省への賄賂です。
国会での彼女の答弁が、「覚えていない」「記憶にない」などのあいまいなものだったため、国民や野党のみならず与党の公明党からも批判が出ました。再度国会での質問に答える予定だった1日の朝、突如体調不良のため入院、辞職という発表になりました。こんな癒着行政が続く限り、国民は政府に協力する気になれません。
ところで、バリバリの女性キャリア官僚の山田氏が7万円程度で失脚してしまう事は、男女共同参画社会をめざす日本にとって大きな痛手です。ここからは想像ですが、彼女以前にも官僚と企業の癒着は綿々と続いてきたのではないでしようか。彼女も自分を引き立ててくれた菅総理の息子からの声がけとあれば、「私は嫌です。お断りします。」と言えなかった事でしょう。彼女をかばうつもりはありませんが、長年築かれてきた悪いシステムに組み込まれると、「清く・正しく・美しく」とはいかないのが現実だと思います。
今回の事件をきっかけに、行政と企業の癒着を断ち切るためにも、菅総理には息子への「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」の姿勢を国民に見せてもらいたいものです。
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川柳 : 夏休み べつに休める わけじゃない (砂ぎも)
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