1951. お遍路 [雑感・気づき]
NHKの『超体感 四国お遍路の旅』を見ました。お遍路は四国一周約1400kmを歩いて、88か所の札所(寺)を巡る旅です。番組は旅の準備品から空海の人生まで集めた秀作でした。
お遍路さんの中に29歳の俳優の卵がいました。彼はお金が無いので屋根のある所を探して寝袋で旅を続けています。仕事は月に一つ程なので、自分はサラリーマンになった方がいいのか悩んでいました。するとシェアハウスのオーナーが5万円渡してくれて、
「これでお遍路回ってこい。何かがつかめる。」
と言ってくれたそうです。靴はオーナーからもらった大きめのものなので、彼の足は豆だらけでした。
その後カメラは地域の説明に移り、最後に八十八番札所にやって来ました。すると偶然彼もそこにやって来たのです。晴れやかな顔で、
「俳優を続ける事にしました。オーディションに受かるかどうかは結果であって、そこを目標に進む中で自分が成長する事の方が大事だと気付いたのです。」
と言います。これがお遍路の功徳なんですね。
私は今年3年生を教えました。彼女達も大学合格を目標に必死に頑張りました。私は、そのねばり、工夫、信頼感などが彼女達の人間的な成長に大きく寄与するのを見てきました。合格する、しないはむしろ一つの道標のようなものであって、目標を立てて懸命に取り組む所に高校生活の真の意味があると感じます。
** 高校生のコトバ **************************
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こんにちは！
昨日、高校の同期会が55年ぶりに開かれ行って来ました。
400人からいた仲間ですが約40名、先生は担任だった
A先生で85歳。 先生は同じ高校の大先輩でも。
みんな55年の空白期間を飛び越して高校生に戻って
にぎやかでした。
by Take-Zee (2024-01-21 12:13)
Take-Zee様、
55年ぶりという事は、高校卒業以来初めて参加したのですね。さぞかし懐かしかった事でしょう。実は私は高校卒業以来、同窓会にも同期会にも参加したことが無いのです。中学の同級会には時々出ているのですが。営業職の人はこんな機会こそ大切にするのでしょうが、教職の私はあまり必要性を感じなかったからです。酒をやめた事も影響してると思います。でも、自分が担任したクラスの同級会には必ず参加します。彼らが立派な社会人になって活躍しているのを見聞きするのは、大きな楽しみだからです。
コメントありがとうございます。
by サボテン (2024-01-21 13:29)