SSブログ

1382. 感覚と感情 [雑感・気づき]

10_02_sp.jpg
                 俵屋旅館の石鹸


 9月に入り、庭の虫の音がひときわにぎやかに聞こえてきました。このコロコロコロという心地良い響きも、欧米の人達には蚊やハエの羽音のような不愉快なノイズにしか聞こえないそうです。日本人に生まれてよかった。(^_^)v

 かく言う私も、かつて隣の席の先生が水筒の水をゴクゴクおいしそうに飲む音を不愉快に感じた事を告白します。はじめは何ともなかったのですが、一日に何度も飲むので、気づいたら妙に気に障るようになっていました。本人には何の落ち度もなく、非は一方的に私にあるので内心申し訳なく思うのですが、4月の席替えまで少々辛い日を過ごしました。感覚によって引き起こされた感情は、理性ではいかんともし難いと感じました。

 妻が知人から京都の「俵屋旅館の石鹸」という石鹸を頂いてきました。旅館内の各部屋に置かれているそうです。昨日それを風呂場で使ってみたところ、泡立てたとたんに良い匂いに包まれ、一瞬にして幼い頃の懐かしい感覚に浸れました。昔からある高貴な香りです。布団に入ってからもその香りは漂い、幸せな気分で眠りにつけました。ネットで調べると、何とその小さな石鹸は京都土産の一つとして一個300円以上で市販されていました。

 音楽でも、食べ物でも、一瞬にして幸せになれるものを持ってる人は幸せですね。さしずめ皆さんなら「意中の人」でしょうか。

** 高校生のコトバ **************************

名言 :  集会で一人が咳をすると、みんな咳をし始める。 (な)

nice!(46)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。