680. ドローン [ニュースより]
500㎏の荷物を運べるイスラエルの大型ドローン。
ドローン
大変お気の毒ですが、たぶん私の予言は的中すると思います。
今から十年後、空にはドローンがハエのように飛び交い、皆さんは「あ~あ、昔はドローンなんて全然ない青空があったんだよなあ」と、今の風景を懐かしんでいるのではないでしょうか。
ドローンは高層マンションの最上階や離島、山間へき地へも、熱々のピザや緊急時の薬などを簡単に運べるので、間もなく物流の主役となる事でしょう。24日の新聞に、国土交通省がその第一歩として、「操縦者から見えない場所でも、ドローンが自力飛行できる許可基準」の作成を決めた事が載っています。同省は、「離島でも新聞が当日の朝に届く」事を期待しているそうです。
ドローンが、サリンや放射能、病原菌などを積んで、見えない場所から要人宅を攻撃するといったテロ攻撃を絶対にできないシステムを作らなくてはなりません。また一週間に一日は、ドローン飛行を禁止する「青空の日」も是非設けてもらいたいものです。
ドローンに関するこのニュースの記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000007-asahik-soci
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名言 : やってだめなら、もっとやれ。 (たまちゃん)
679. 戦い [ニュースより]
女子高校生達が作った痴漢防止の缶バッチ
戦い
東京の私立高校で、男子生徒がナイフで同級生や教員に切り付け、警察に逮捕されました。このニュースを、私の授業の新聞コーナーで一人の生徒が発表した時、私は「生徒がナイフを構えて襲って来たら、教員といえども命を守るため本気で戦って全然構わないんだよ。」と話しました。
すると一人の女子生徒が、「電車の中の痴漢に対しても、戦っていいですか?」と聞いてきました。刃物を持っていない痴漢の場合には…? 私は即答しかねて、次回まで調べてくる事を約束しました。
県警に問い合わせたところ、回答は次のようなものでした。
①暴力は使わない。痴漢行為は当事者達しか知りえない事なので、逆に傷害罪の嫌疑をかけられるおそれがある。
②大声で「痴漢です」と叫び、可能なら痴漢の手をつかんで上に引き挙げる。
③多くの人に知らせる事で、痴漢が言い逃れできない状況を作る。
④周りの人々の協力をもらって、痴漢を次の駅で駅員に引き渡す。
だそうです。女子生徒の皆さん、万一の時はこのやり方で戦いましょう。
私立高校の男子生徒の記事
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700402&g=soc
痴漢防止の缶バッチの記事
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20160204-OYT8T50091.html
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名言 : 毎日が、誰かの誕生日で命日なんだ。 (だお)
678. 勘違い [思い出話]
日本にカジノ?
勘違い
昔、新設校に勤務していた時、かわいい中学一年生の男女5人が上級学校訪問にやって来ました。係だった私はパンフレットで学校説明を行い、次に校舎案内をしました。廊下に貼ってある部活の勧誘ポスターに感心したり、最新の施設・設備に驚いたり、彼らの目には多くのものが新鮮に映ったようでした。
案内の途中で、一人の男子生徒が、「先生、この高校には競馬の同好会もあるんですね?」と、嬉しそうにささやいてきました。「えっ、そんな同好会はないんだけど…」と、彼の指さす方を見ると、そこには「JRC同好会」のポスターが。 どうやら彼は、それをJRA(日本中央競馬会)と勘違いしたようでした。「これは青少年赤十字の略で、ボランティア活動をする同好会だよ。」と説明してあげました。
現在、自民党は、日本にもカジノを設置して外貨収入を増やそうと考えています。何も生産せずに、金に金を産ませるというカジノの論理は、とても不健全に感じます。私は絶対に反対です。
カジノ法案に関するニュース
http://www.asahi.com/articles/ASJBD4JMSJBDUTFK007.html
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狂歌 : 扇風機 回して課題 始めたが プリント飛んで なかなか進まず (Y)
677. ヴェネツィア [地歴公民科]
歩道橋と水路の街、ヴェネツィア。
ヴェネツィア
ヴェネツィアは、海に打ち込んだ杭の上に作られた海抜1~4mの人工の都市です。道路がとても狭いので、昔から自動車や自転車はもちろん馬車も市内を走っていません。移動は水上タクシーなどを使います。近年温暖化による海面上昇の影響で、年間80日ぐらいは海水が町の中にあふれてくるそうです。自動車を使えない都市の住民が、排気ガスによる地球温暖化の被害を受けて困っているという皮肉な現象は、私達車社会の人間が早急に取り組むべき大きな課題です。
話は変わりますが、「いたずらの天才」(A.スミス著)という本に、19世紀のウィリアム・コールという英国人がヴェネツィアでやったいたずらの話が載っています。彼は3月31日の真夜中、郊外の農家から買った多数の馬糞を同市のサンマルコ広場にパラパラとまいたのです。翌日、何千という市民が集まってきて、 「天使達がたくさんの馬車でやって来た!」と、その「奇蹟」に大感激したそうです。当日はエイプリルフールでした。
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川柳 : 母と似た 彼女と過ごす 兄弱し (N.N.)
676. 宮城県のいじめ件数 [ニュースより]
少ないながらも増えてきている小学校でのいじめ
宮城県のいじめ件数
13日付の読売新聞に驚くべき数字が載っていました。宮城県の「いじめの認知件数」が全国第2位なのです。
文科省が調査した2014年度の「小中高校生1000人あたりのいじめ認知件数」は、1位京都府85.4人、2位宮城県69.9人、3位宮崎県66.0人で、少ない方では47位佐賀県2.8人、46位埼玉県4人、45位福島県4.1人です。ちなみに東京都は7.0人(33位)、全国平均は13.7人です。これって、信じられますか。
昔、学警連という集まりで、一人の警察官が小中高の教員を前に市町村別補導件数を報告した後、こんな解説をしてくれました。「補導件数が多い地区は治安が悪いように思われますが、必ずしもそうではありません。警察官が昼夜を問わずまじめに巡回すればするほど、数値は上がってしまうのです。」
認知件数0件という学校が全体の43.5%を占める中、京都府は統一アンケートを作成して全生徒に回答させたため、数値が上がったとあります。そのように見ると、宮城県の高い数値もきちんと問題に取り組んでいる証拠とも受け取れそうですね。
文科省の報告書(44ページ目のグラフ)
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310801/files/2015030200212/file_2016312193053_1.pdf#search='%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E5%88%A5%E3%81%AE%E5%B0%8F%
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どどいつ : 勉強しようと 机に向かい まず始めるのが まゆ毛抜き (P子)
675. 遺産 [ニュースより]
葬儀後、遺産分与で争わないために…
遺産
「夫の遺産、妻の取り分『2分の1』は少な過ぎませんか?」というブログを3年前に書きました。(No.114) 財産は共同で作ったものと考えれば、この割合は妻の本来の持ち分を示したに過ぎないからです。
当時、これを仙台北税務署の係官に話したところ、何と法務省の諮問機関「法制審議会」が検討を開始し、今年7月に見直し案が出されたのです。(と、私は思っているのですが。) そこには、妻は夫の遺産の 『3分の2』 を、残りを子供達が人数に応じて均等にもらえるとありました。しかし残念ながら国民の反対が相次ぎ、法制審議会はこれを再び修正する事にしたそうです。
ところで今、よくよく考えてみたら、亡くなった人の持ち物は、物であれ金であれ故人以外の誰のものでもないはずですよね。それならいっそ生前贈与を除いて、日本人の遺産は国庫金に入れ、多額の国債残高の返済や年金基金の人口減分に充てた方がスッキリするのではないでしょうか? 皆さんのご意見をお待ちしています。
遺産分与についての朝日新聞の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000018-asahi-soci
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狂歌 : 宿題が 終わんない時 忘れたと 言ってみようと 考えるけど (K.I.)
674. 怖い夢 [学校生活から]
生徒も先生も緊張する試験 (ネットより)
怖い夢
怖い夢を見ました。 私の担当科目の試験の直前に、監督の先生から「問題用紙がない」と言われたのです。
その瞬間、血が逆流したかのようでした。もはや黒板に問題を書いて白紙に解答を書いてもらうしかないと、大急ぎで紙を探していたら開始の鐘が鳴りました。「そう言えば、今日は移動教室での受験だった」と気づき、教室配置図を探すのですが見つかりません。ついてない時は、ついてない事が重なるものです。ハラハラしながら探していたら目が覚め、ホッとしました。この商売、生徒に迷惑をかけられないので、各種の試験や大会などは本当に緊張します。
昔、自転車部の顧問をしていたある先生、県総体の前日に部員全員のゼッケンを預かり当日忘れて来るという大失敗をしてしまいました。大会本部にお詫びを入れ、生徒達は仮ゼッケンで何とか出場できました。確かこの時だったと思うのですが、疲れ切った彼は、自分の係だった鐘(ジャン)を一周早く打ち鳴らして、再び大会本部に会議を開かせてしまいました。
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川柳 : うちの父 髪の毛切っても 変わらない (ピーナッツバター)
673. 自然界の不思議 [ニュースより]
飼い主を襲った熊 (テレビ画面より)
自然界の不思議
昨日、長野県安曇野市で、飼われていた「おとなしい」熊が飼い主(56歳)を襲い、飼い主は病院で亡くなりました。この方は、数年前から二頭の熊をペットとして飼ってきたそうです。エサが確実に手に入る熊までもが、人間を襲い始めたのです。こうなると、熊が人を襲う危険性も、火山噴火の危険性と同じぐらい私達には分からないものと言えそうです。「人間の乏しい知識で自然を理解した気になるな」という自然からの警告を感じます。
私は学校の空き時間に、時々プラントーンという器具を使ってサボテンとの意識の交流実験を行っています。(No.146)(No.179 ) 簡単にピヨピヨと反応してくれる時、反応しない時、反応し続けて止まらない時、サボテンの反応は様々です。理由は分かりません。一旦グッと縮まったかのように感じたサボテンとの距離でしたが、今はやる度に一喜一憂させられています。今年の公開授業に利用を予定していましたが、第二反抗期のこのサボテンは危なくて使えなくなりました。
この熊のニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161015-00000084-jnn-soci
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名言 : 格好の良いことをいうと、後が大変だ。 (くましゅう)
672. 新しい流れ [ニュースより]
将棋の駒
新しい流れ
日本将棋連盟は、15日から始まる第29期竜王戦に三浦弘行九段を出場させない事を発表しました。対局中、棋士達は持ち時間の範囲内で自由に対局室から出る事ができるのですが、彼はその回数が大変多く、スマートフォンの将棋ソフトを利用した不正(カンニング)が疑われているのです。三浦九段は「不正はしていない、ぬれぎぬだ」と話しています。
自動車損保各社は、2017年1月から自動ブレーキを装備した自動車の所有者の保険料を平均で10%安くします。このように会社のリスクの軽減を契約者の負担減につなげる試みはとてもありがたく感じます。しかし保険会社のこのリスク回避の流れが、医療機関や遺伝子診断ビジネスが所有している個人の遺伝子情報の横流しなどにつながらないよう、しっかり監視していく必要も感じます。
この二つのニュースの共通点は、「科学技術が人間の技術を凌いだために、人間の側が新たな対応をとり始めた」といった所でしょうか。 これらは大きな流れのほんの始まりに過ぎないのでしょうね。
三浦九段のニュース
http://www.asahi.com/articles/ASJBD6GMGJBDUCVL02R.html?ref=yahoo
遺伝子検査ビジネスのニュース
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160725-OYTET50009/
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名言 : 自分の手に入らなかったものは、どんどん美化される。 (クレア)
671. 算数 [思い出話]
子供にとっては楽しみな算数セット
算数
昔、帰宅すると小学四年生の娘が玄関で泣いていました。理由を聞くと、算数がどうしてもわからないと言います。「リットルとデシリットル」、「速さと道のりと時間」。
そこで、1ℓの牛乳パック1つとその高さを十分の一に切った1㎗の箱を準備し、小10杯分が大1杯という両者の関係を理解させました。また、ご近所迷惑だったとは思いますが、彼女を車に乗せ直線道路を時速30kmと60kmで走り、その時間を計って「速さと道のりと時間」の関係をつかませました。娘はその後順調に大学を卒業し社会人になっています。
今の高校生達を見ていると、このような小さなつまづきを修正できないままに学年が上がり、その結果数学を不得意教科にしている生徒がかなりいるような気がします。スピードに差はあっても、子供達は時間と手間をかければみんな分かります。皆さんが親になった時には、ぜひ子供達が悩んでいたら教え方に一工夫してあげて下さい。分かった時の笑顔は、どんな苦労も吹き飛ばしてくれます。
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どどいつ : 鏡で髪を セットする時 なぜか顔は 構えてる (スヌーピー)
670 : PPAP [ニュースより]
ピコ太郎氏とトニー谷氏
PPAP
今、ピコ太郎という芸人が歌う「PPAP : Pen-pineapple-apple-pen (ペンパイナッポーアッポーペン)」という動画がユーチューブで大ブレイクしています。ダウンロード数が2億回を超えたそうです。日本人の発音する英語の歌が世界各国語に訳されて広まっているのですから、ピコ太郎さん大したものです。何回か聴いていく内に、このリズムと発音が頭から離れなくなりました。
このピコ太郎さんが誰かと思っていたら、何と土曜朝に仙台放送で放映している「あらあらかしこ」に時々出て来るピン芸人の古坂大魔王さんでした。これまでは少々しゃべり過ぎキャラとしか見ていなかったので、ちょっと見直しました。今後の活躍に期待します。
彼の歌を聴いて思い出したのが、私が中学生の頃大流行したトニー谷の「サイザンス マンボ」です。こちらはコメディアン兼司会者で、漫画おそまつ君のイヤミのモデルです。このお二人、私の中ではキャラの濃さと歌うリズムの強烈さで、「よく似てるなあ」と感じます。
ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」についての解説
http://matome.naver.jp/odai/2147568440642921601
トニー谷の「サイザンス マンボ」
https://www.youtube.com/watch?v=vWxPh7W9dtA
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狂歌 : 反抗を したくてしちゃう わけじゃない 高校生の 本能さ (歌姫)
669. 深読み [ニュースより]
質問する蓮舫議員
深読み
5日の予算委員会で、蓮舫議員が安倍総理に改正憲法草案の中身について質問しました。
蓮舫「なぜ草案に、『家族は、互いに助け合わなければならない。』※という文言を入れたのか?」
安倍「私は答える立場にない。憲法議論は憲法審査会ですべきもの。」
何度かこのやり取りがなされましたが、結局総理は自分の考えを披露しませんでした。家族の助け合いというごく当たり前の事を、自民党はなぜ憲法草案に盛り込んだのでしょうか。
理由は色々考えられます。三組に一組が離婚している現代の夫婦に、家庭崩壊防止への努力を求めるため。あるいは、日本人の美徳であった忠孝の情が次第に希薄になってきたため、などなど。
しかし深読みすれば、これから年金の受給額が減っていく将来世代の日本人に、「政府に頼るのではなく、自分達でも相互に助け合え」とのメッセージを送るため、とも受け取れませんか。 はたして真相はいかに…。
※改正憲法草案第24条:「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。(以下、現行憲法24条とほぼ同文。)」
蓮舫議員の質問のニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161005-00000047-jnn-pol
日本の結婚率・離婚率
http://www.garbagenews.net/archives/2013777.html
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川柳 : 好きな人 つき合い別れ 嫌な人 (Happy Girl)
668. 常識 [学校生活から]
67歳でもバリバリ元気な矢沢永吉氏。
常識
私と同い年の老先生が、教室で生徒達に年齢を聞かれました。
「私は65歳、誕生日が来ると66歳になります。」
と答えたところ、
「うわー、若い!」との声。
先生、嬉しくなって、
「いくつに見える?」と聞いてみたら、
「75歳」
と、返ってきたそうです。先生は「生徒達は常識的な日本語の使い方を知らない」とショックを隠し切れずにつぶやいていました。
「ちっとも~ない」と同様に、私は「全然」も「ない」を伴わないと気持ち悪く感じる人間なのですが、世の中では「ない」のつかない「全然」も「全然ありっすよ」などと違和感なく使われています。しかし皆さん、人は外見と言葉づかいで人柄を判断されます。「言葉も進化する」とは言われますが、自分の使っている言葉が仲間内だけで通用するものでないのか、時には年長者のアドバイスを求めて意識的にチェックする事も必要です。
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名言 : 「何でもない」と言われれば言われるほど、聞きたくなる。 (Y)
667. 一点集中 [雑感・気づき]
めい想中の女性 (ネットより)
一点集中
NHKの「ためしてガッテン」(9月26日)でめい想について説明していました。私達が思考をする時、脳内の前頭前野は活発に働いています。その時、脳内の海馬もデータを出し入れしています。一方めい想中は、前頭前野が働かずに海馬だけが働いています。したがって意識ははっきりしています。このめい想状態に入るには、感覚を一つに絞ってそれに集中し、余計な思考を遮断する必要があります。これを聞いて、私は「阿字観」(No.652)を思い出しました。あの時も、私は自分の息だけに意識を集中させていました。
皆さん、今夜布団に入ったらこんな実験をしてみませんか。マウスを持つような形で、右手の手首と五本の指先を全てシーツの上に付けます。次に中指の先にだけに意識を集中させます。「もしかしたらアリがつついているかも…」と。3分位経つと他の4本の指の感覚が消えてしまいます。そしてその時、自分の意識がいつもより一段深まっている事に気づきます。私は、これがめい想への入り口じゃないかと思っているのです。 凡人の私は、その後あっと言う間に眠りに落ちてしまいます。
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狂歌 : 茶華道部 楽しようかと 入ったが 日本文化 そう甘くない (Happy Girl)
666. 十和田湖と奥入瀬 [雑感・気づき]
初秋の奥入瀬渓流
十和田湖と奥入瀬
十和田湖に行ってきました。「十和田ビジターセンター」という環境省の施設に入ったら、一人の職員の方が十数人の観光客を相手に日本語と外国語で流ちょうに説明されていました。感心して傍まで聴きに行ったら、かなり強い津軽弁で説明していただけでした。津軽弁はポルトガル語のようです。
次に奥入瀬渓流沿いを歩きました。森林の中では所々で古い大木が倒れていました。かつてその木が枝を張らせていた空間には、「ギャップ」と呼ばれる青空の見える穴がぽっかり空いています。あたりの若い木々は、そこをめがけて猛烈な勢いで枝葉を伸ばしていくそうです。生涯現役をめざしている私ですが、時期が来たら古老は身を引くべきかと、考えさせられました。
メスの熊は、受精後といえども栄養状態の良しあしで着床したりしなかったりして個体数の保全を図っているそうです。一昨年と昨年、ブナの実が豊作だったので出産数が増えたのですが、今年はブナの実が不作なので親子で人里に出てきているとの事でした。知れば知るほど、熊達が気の毒になります。
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川柳 : アルバイト 初日はよくて あとはいや (キティちゃん)