556. 差別用語 [雑感・気づき]
これって大丈夫?
奥さんを「ウチの嫁」 と呼ぶ芸能人が結構いますが、 この表現はどうも上から目線のように感じられて好きになれません。 「家内」 も家の中に閉じ込めるイメージがあります。 広辞苑には、 「家内: ①一家の内。 家族。 ②他人に対して自分の妻を言う語。 家婦。」 とあり、この語の第一語義は複数概念でした。 「妻」なら? 「①配偶者の一方である異性。 ②主要なものを引き立てるために軽く添えるもの。」 やはりどこか失礼感があります。 きっとこの軽い罪悪感は、 長期の男性社会が生み出した女性差別への負い目から来るのでしょう。
「部落」 は宮城県内では大丈夫ですが、 近畿・四国では被差別地区を表すとして使用禁止です。 単語自体は無色透明でも、 それを使う人が差別意識を持って使っている内にそれは差別用語となって使えなくなってしまうのですね。 今は 「片手落ち」 も身体的差別につながるので使用禁止だそうです。 こう考えると、 全国放送のNHKは本当に大変そうです。
放送禁止用語について書かれたサイト
http://www7b.biglobe.ne.jp/~marld/allow_to_follow/marld/nhk.html#B-135
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