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74. 発想の転換 [学校生活から]

母の提案 豪華なごはん 夜のクーラー 父夜勤  (かめさん)

発想の転換
 かつて教育実習の女子大学生が、 最終授業の指導案作りで行き詰まっていました。 それは、 「特別養護老人ホームなどで寝たきりになったお年寄りにも、 私達と同等の社会的存在価値がある」 という事を、 どんな例を通して高校生に説明するかというものでした。 悩みに悩み、 当日寝不足で目を赤くした彼女が生徒達に示した例は、 「おばあちゃん、 ホーム通信紙の扉を飾る写真撮らせて! いい笑顔見せてね、 ギャラ払うから。」 というものでした。 授業は大成功でした。

 偶然、 昨日の「心の時代」でも同じテーマが取り上げられ、 法泉寺の増田住職が、 「人間寝たきりになっても終わりじゃない。 世話してくれる人を育てているんです。」 と話されていました。 さすが、 すごい。


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73. 大変なお仕事 [ニュースより]

人よりも 秀でるものが 見えずとも 人は自分を 見てくれている            (我はムック)

狂歌 : 大変なお仕事
 辛坊キャスターと盲目のセーラーの乗ったヨットが遭難し、 海上自衛隊によって救出されました。 まずは助かって良かったのですが、 ネット上には 「救出費用一千万円は当人が払え」 という厳しい意見が氾濫しています。

 うまくいけば脚光を浴びてたはずの「時の人」も、 失敗したとたん非難囂々(ごうごう)。 これが世の中なんですね。 野球のピッチャーも、 試合後は褒められるかケナされるかのどちらかです。 淡々と生きる事を許してもらえない人生は、 なんとも厳しそうです。

 さらに、 褒められる事もなく、 ミスすれば非難囂々となる 「エレベータの保守点検」 のような陰の仕事は、 もっと大変です。 このような「縁の下の力持ち」の方々に、 改めて敬意を表します。


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72. 久しぶりの昭和 [学校生活から]

川柳 : プレゼント テープはがした 跡がある    (A)

久しぶりの昭和
 幼稚園でサッカー大会がありました。 空を仰いで眠る赤ちゃんをおぶった一人のお母さん、 開会式で園児の息子に思い切り手を振っている内に、 白線を越えてコート内に入ってしまいました。 幼稚園の先生に注意され、 「子どもを注意してたんです!」 を繰り返していましたが聞き入れてもらえず、 最後には「すみませんでした」と謝っていました。 その後、 隣のお母さんに威勢よく話しかけるは、 子供の試合展開に一喜一憂するは、 実ににぎやか。

 おぶい紐とそのたくましい姿に、 昭和三十年代の風景をなつかしく思い出しました。 当時はあんなお母さん方がいっぱいいたものでした。 気づくと、 背中の赤ちゃんもすっかり目を覚ましていました。


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71. 試合を楽しんできます [学校生活から]

名言 : ケンカをした時、片方が泣くともう片方は悪者にされる。  (M.S.)

試合を楽しんできます
 朝礼で、 若い男の先生が 「誰もが応援したくなるような『努力の人』になろう。」 という体験談を語られました。 その後職員室内で、 大勝負に挑む選手が 「試合を楽しんできます」 と語るのをどう感じるかが話題になりました。 私は違和感を覚える方でした。

 ところが話の最中、 私は一人の剣道のコーチが、「練習で泣いて、 試合で笑え」と指導してたのを思い出しました。 その時、 はっと気づいたのです。 泣く程練習してきた自分の技が 今回どんな形で人前に出て来るのか、 「それを楽しみに試合に臨む」 というスタンスもありだよな、と。 だから今は「違和感なし」です。私の認識が広がるきっかけとなった素晴らしい講話でした。


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70. 優しい女性達 [学校生活から]

どどいつ : 半寝しながら メールを返し 朝起きてから 焦り出す (50%)

優しい女性達
 中間試験三日目。 英語の試験開始5分前です。 生徒達はギリギリの貴重な時間で猛烈な暗記をしていました。 「SVOO、 SVOC…。」その時、 こんな会話が聞こえてきました。

 
「この 『私は、少年が泣いているのを見た』 って英作文、 変だよね。」
「そうだよね。」
「見ただけで何もしないって、 ありえなくない?」

 
 ん? そこかー! でも、 こんな時でもそんな所に気を配れる女性って、 きっと優しいお母さんになることでしょうね。 (^^)


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69. 隙間(すきま)を埋めるもの [宗教的感覚]

狂歌 : 愛の詩 あなたに向けて 書いていて 友に見られて 即ギャグの詩  (秋雨)

隙間(すきま)を埋めるもの
 種智院大学の村主学長が、 テレビでお話をされていました。 「障子でも金属でも、 隙間を埋める材料は、 そのまわりと同じものでなければなりません。 津波で痛手を負った被災者の方々の心の隙間を埋めるのも、 お金ではなくこの方々に寄り添う心なのです。」 と。 いいお話でした。 もちろんお金や法律の整備も大事ですが、 まずは寄り添う心が求められているんですよね。

 聴きながら、 別な反省もしてました。 年度末に、 「やり残した範囲は、 このプリントで各自やっておくように」 などと言って生徒にプリントを渡してきましたが、 やはり授業の穴は授業以外では埋められないのだなあ、 と。  あー、時間がない!!


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68. 準備と収穫 [雑感・気づき]

川柳 : 小鳥さん エサはやるけど 住まわせない  (ぼけたま)

準備と収穫
 先日、ヴァイオリン協奏曲を聴く機会がありました。 ソリストは、 礒絵里子さん。 初めて聴いた曲でしたが、 プログラムに、 「第3楽章に、三重音などの高度な技巧が散りばめられてあり」 と書かれてあったので、 楽しみにしていました。 案の定、 その演奏はすごかった…! まさに音楽の神様が10m先に舞い降りたかのようでした。 と同時に、 聴き所を知って聴くとこんなにも違うものかと、 私自身ビックリしました。

 ちょっとした準備で、 大きな収穫を得ました。 きっと人の優しさなんかも、 こちら側の心の準備次第ではもっともっと豊かに実感できるんでしょうね。 まだまだ私には修行が必要です。(曲はシベリウス作ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47です。)


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67. 湯呑み [学校生活から]

名言 : テスト前に「全然勉強してない」という人は,低得点の正直者か高得点のうそつき者。    (たれぱんだ)

湯飲み 進路の話② 
 市場内のある仲買いの社長さん、 入社式には高卒新入社員に湯飲み一つを持たせて訓示するそうです。

  「皆さんに湯飲みを持ってもらったのは、 今年一年間はその湯飲み一杯分の涙を覚悟してもらうためです。 市場は一分一秒が貴重です。 先輩は、 丁寧に説明する暇がない時、 ゲンコツを飛ばすかもしれません。 でもがまんです。 一年目は人の稼ぎで給料をもらっているのですから。 二年目に自分の給料を稼げるようになり、 三年目に部下がついて仕事が面白くなります。 三年間はがんばり抜いて下さい。 万が一、 三年経っても芽が出ない場合には、 私が個別に次の職場を紹介してあげます。 この時期なら、 まだ大卒の同期より一年先輩で新しい職場に入れますから。」

 この時入れてもらった生徒は、 その後東京以北の売上げNo.1になったそうです。


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66. 仕事の向き・不向き [学校生活から]

どどいつ : 焼けたくないのと バスで通学 おかげでみんな 激太り (K)

仕事の向き・不向き 進路の話①
「先生、 オレの進路決めでけろ。」
「お前なァ、 自分でも分からないものを、 他人の俺が分かると思うか?」

 30年前、 私はこう答えながらも、 まともに答えていない不誠実さを感じていました。 間もなく当時の校長先生と話す機会があったので、 このような質問にはどう答えるべきかを尋ねてみました。 すると校長先生は、
「どうしても嫌だという仕事を除けば、 あとはどこでも同じだ。 仕事の面白さなんて、 会社に入ってから出てくる。」
と、 おっしゃいました。 確かに、 自分の事も仕事の中身も分からない状態なら、 そういうもんですよね。


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65. 正しい祈り方 [宗教的感覚]

狂歌 : 別れより もっとつらいの 友達と あなたの気持ち 戻ったことが      (スヌーピー)

正しい祈り方
 本当に辛そうですね。でも良い結婚を望むなら、特定の人との縁を願わない方が良いそうですよ。その願い方は、神様を自分の召使いにする事になるからです。これに関する、J.マーフィーの言葉を贈ります。

「結婚相手を求めて祈るとき、特定の人を考えるのは賢明な方法ではありません。それは相手の意志を無視していることになるからです。またあなたにとって選択ミスである場合も考えられるからです。あなたは、あなた自身が好む性格を考え、あなたにとって理想の人にめぐり会えることを信じなさい。これが理想の人にめぐり会う法則です。」


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64. 安倍総理の狙い [地歴公民科]

川柳 : 買った服 まだ着てないのに 半額だ (ティラミス)

安倍総理の狙い
 申し訳ない! 今日はちょと固い話です。

 安倍総理が、 「日本の景気を底上げする」と言って、町中の通貨量を増やしています。 彼の公約は、 10年後の国民総所得一人当たり150万円のアップと、 年率2%のインフレ(物価上昇)です。 でも私は、 この政策の本当の狙いは別の所にあると思っています。 ご承知の通り、 インフレで給料が二倍になっても、 物価が二倍になれば生活実感は変わりません。 ただ、 過去に借りた借金は半分に目減りするんですよね。 安倍政権の真の狙いは、 約1000兆円にも上る国債の実質的な「目減り」の方にあるのではないでしょうか。 皆さんはどう思いますか?


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63. 体を信じる [宗教的感覚]

名言 : 「がんばって」より、「大丈夫」の方がラク。  (りょん)

体を信じる
 かつて貴ノ浪関が優勝した時、テレビのインタビューでアナウンサーにこう答えていました。

「土俵に上がる前、 支度部屋で長い時間テッポウ(柱相手に張り手を行う事)を打ってましたが、 何を考えてましたか?」
「何も考えないようにしてました。」

 この時、 私の目からウロコが落ちました。 土俵上は反射神経同士の対決、 考えていたら負けなんですよね。 人一倍練習した自分の体を信じて体の動きに全てを任せた時、 勝利があるのでしょう。 これはテニス、 ピアノ、 書道…、 全てに通じる気がします。 規模はずっと小さいですが、 運転中の私も、 運転操作の方は体に任せています。


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62. タテ型社会 [雑感・気づき]

どどいつ : 専門用語を ありたけ並べ 教えたつもりの 一人相撲  (なんちゃって)

タテ型社会
 「芸能界では、 夜でも『お早うございます』と言うが、 なぜか?」 こんなクイズを出されました。 皆さん、分かりますか? 私は分かりませんでした。

 答えは、 上下関係に厳しい世界では、 「こんにちは」より「お早うございます」の方が、 その差がすぐ見えて便利だからだそうです。 「こんにちは」への答礼は「こんにちは」しかありませんが、 「お早うございます」に対しては立場の違いに応じて「お早うございます」と「お早う」の二種類があるからです。 こうして見ると、日本はタテ型社会なんですね。 私は年上の先生が「さようなら」と部屋を出られる時、 その答礼に一瞬迷います。 やはり「失礼します」あたりでしょうか。


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61. 求めるべきもの [宗教的感覚]

狂歌 : 不安なら できることから やってみる 何もしないと よけい苦しい  (mannequin)

求めるべきもの
 学校の礼拝で、 「求めなさい。 そうすれば与えられる。」 という聖書の一節の解説がありました。 赤ちゃんは「求める」だけで与えられるが、 大人には「求める」と同時に「与える」事も求められている、 という内容でした。

 はたして私は人に何を与えられるだろうかと、 考えさせられました。 その後ネットを開いたら、 偶然ニール・ドナルド・ウォルシュの言葉が目に入りました。 「あなたの存在がギフトだ。 『あなた』が、 神からこの世への贈り物なのだ。」

 その瞬間、 「あ、これか!」 と感じました。 「私が人に与えられるものは何かを神様に求めた時、 神様は私に生きがいを与えて下さるのだ」 と。 これは、自分でもビックリの体験でした。


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60. 高橋忠五郎先生 [教育の話題]

川柳 : 好きですと アドレス間違え 母さんに  (グラさん)

高橋忠五郎先生
 高橋忠五郎先生。 私が小学校4年生の時の担任の先生です。 先生の毎朝の3分間のお話が楽しみで、 私達はみんな背筋を伸ばして先生の入室を待ちました。 先生は良い子を見逃さずに誉めて下さるので、 悪ガキ達もイイカッコ見せようとがんばり、 次第に人柄も丸く変わっていきました。 先生は率先して掃除にも精を出されました。 お陰様で、 私達の学級は学年末には最高のクラスになっていました。

 先生は自らの生き方を通して、 「教師とは、 子供達が自分から良い面を出したくなるように仕向ける人間だ」と、 無言で教えて下さった気がします。 先生がお亡くなりになって30年以上経ちますが、 これは今でも私の努力目標です。


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