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1800. プロ根性 [雑感・気づき]

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                     『リトル・マーメイド』のパンフレット

 劇団四季の公演『リトル・マーメイド』を見ました。四季の舞台は一度見てみたいと思っていたのですが、勤務校の芸術鑑賞会で思いがけず夢が叶いました。四季のすごさは、開演直後に実感しました。舞台は海の中。魚たちに交じって、俳優が舞台中央の空中を優雅に泳いでいるのです。しかも通る声で歌を歌いながら。

 人魚のアリエルは7人姉妹の末っ子。彼女が難破船の王子を助けたところから物語が始まります。王子に恋をしたアリエルは、父親や伯母の妨害にも負けず、声を失いながらも人間界にもぐりこみ、王子に近づきます。王子も彼女に恋心を持ってはいるのですが、実は…、という話です。

 極細のワイヤーで吊り下げられた俳優達は、背泳ぎの形でも自然体で歌を歌います。鍛えぬかれた背筋や腹筋を感じます。またコック達がユニフォーム姿で踊るのですが、やがてそれがピッタリ足音の揃った強烈なタップダンスになっていきます。昔、ディズニーランドやUSJで演じるパフォーマー達の大変な実力に驚いた事が有りましたが、今回のタップダンスにもそれを感じました。鮮やかな色彩の大道具や魚の群れが一瞬にしてサッと向きを変える小道具の工夫など、観客を徹底的に楽しませようとするプロ根性がそこここに見られました。

 翌日生徒達に感想を聞くと、みんな目を輝かせて「感動しました!」と喜んでいました。工夫を重ねてマンネリ化させないプロの姿勢を、私も学ばせてもらいました。

** 高校生のコトバ *************************

名言 : 「大人になりたい」「子供に戻りたい」と誰もが言うなら、人生なんて大したことない。 (ねむい) 

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