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143. 天才と常識人 [雑感・気づき]

狂歌 : 父と兄 見た目は全く 違うのに くしゃみと寝相 全く同じ (カエル)

天才と常識人
 ピアニストの中村紘子さんがおっしゃっていました。
「ピアニスト達が集まって会議を開いても、 ちっともまとまりません。 なんせ、 毎日鍵盤しか見てない人達ばかりですから。」
 妙に説得力がありました。 ゴッホやソクラテスのような天才的な芸術家や哲学者が気むずかしいと言われる理由も、 この辺りにあるのでしょう。 

 たとえ常識人とは呼ばれなくても、 後世に残る素晴らしい作品を残す「達人」としての人生は、 生き方の一つのモデルです。 しかし、 たとえ作品は残せなくても出会う人々をまんべんなく和ませる「常識人」としての人生も、 これまた立派なモデルです。

 人間とは、 何かと引き替えに何かを得る存在なのでしょうか…。 いえいえ、 これから活躍する高校生の皆さんは、 是非欲張って「常識ある達人」をめざしていって下さい。


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