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1674. 手話 [ニュースより]

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          全国で初めて聴覚障害の市議となった家根谷敦子氏

 NHKで、耳の不自由なご夫婦の子育てドキュメンタリー「空知の声は聞こえなくても」を見ました。両親が聞こえなくても、2歳の空知君は話せるし聞こえます。時に言いたい事をうまく汲み取ってもらえず苛立ちます。ご夫婦は一生懸命出にくい声で伝えようとし、また空知君には手話と日本語の発音の両方を学んでもらおうと努力しています。共稼ぎで障害を抱えた方が子育てをするのは実に大変だと感じました。番組の終りに、ご夫婦に二人目の赤ちゃんが宿ったと流れた事が、私にとって大きな救いとなりました。

 今日のYAHOOニュースで、手話にもLGBTQの方々の権利が反映されつつある事を知りました。例えば、手話では『医師』は「脈をとる男」「脈をとる女」と男女別に表現されます。したがって『鈴木さん』だけだと、事前に男女を確認しないと表現できません。この『さん』にあたる敬称を、これからは従来の「親指=男性の敬称」「小指=女性の敬称」ではなく、手のひらをその人に向けて差し出すだけでも、または敬称をつけなくても失礼にはならなくしたそうです。これまで親指と小指をくっつけて表現していた『結婚』も、2020年から両人差し指をつける形になりました。

 明石市市議の家根谷敦子氏のように、障害を抱えた方が健常者と対等に活躍できる社会が早く来るといいですね。

** 高校生のコトバ **************************


川柳 : 受験生 まわりは敵だ 友達も  (I.K)

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