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1672. 1年生の評価 [教育の話題]

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               学習指導要領

 職員会議で、新1年生から始まる「学習評価の大きな変化」が話題になりました。新学習指導要領では、生徒の評価を3つの側面から行う事になってます。

①「知識・技能」(考査等で)

②「思考力・判断力・表現力」(考査+α)
③「学びに向かう力・人間性」(???)

 はたしてこの③は何を基に点数をつけるべきでしょうか。


 会議では、評価は考査点と考査以外の点に分け、それぞれ50点満点で合算するよう指示されました。どの科目も体育や芸術のような点数配分になるのです。倫理や政経で生徒達が納得する考査以外の点にするにはどうしたものか、考えてみました。

 私は考査点80点、考査以外の点(平常点)20点で評価しています。平常点は「小テスト・ノート・課題・授業態度」各5点ずつで、どの生徒も低い点数は自業自得と割り切って文句は出ません。これを50点にするため、生徒の自己評価点を加えてみようかと今考えています。事前に目標を示し、事後に理解度を記述させるのです。その当否は授業中のやり取りの中で判断します。さらに3年生には卒論、2年生には修学旅行記で「学びに向かう力」や「表現力」を測ります。と、まだまだありそうです。

 フィギアスケートのような数値化しにくい技術を点数化して納得してもらうには、評価者に対する絶大な信頼が不可欠です。身の引き締まる思いがしてきました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 強気な人ほど臆病が多い。 (T.S.)

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