754. どん底 [学校生活から]
朝のこない夜はない
勤務校で、教員の持ち時間、役割分担、担当クラスなどの新しい人事が発表になりました。例年本校では三月の人事で大きなどんでん返しはありませんが、それでもあちこちで小さなサプライズは起こります。喜んでいる人の陰には落胆している人もいるので、この時期の発言には気配りが必要です。
落ち込んでいる時は、あらゆるツキから自分が見放されたように感じるものです。仕事上の努力が評価されないばかりか、医師から精密検査を指示され、子供は不登校に陥り、父親も転倒して骨折するといった具合に。でも人生は「三歩前進、二歩後退」です。良い事も悪い事も永遠に続く事はありません。
今思えば、私にとって「どん底の時期」は神様からのギフトでした。挫折が無ければ、絶対に今の自分は存在していないと思うからです。年月を経ると、良い事よりも悪い事の方がありがたく思えるのも皮肉なものです。
** 高校生のコトバ **************************
狂歌 : 父親と 二人で夕食 照れるけど こういう生活 けっこういい (カバディ)