746. あの世 [思い出話]
恐山
座禅会で霊感が話題になりました。仲間の一人が私に、「仏壇でカメラのシャッターが切れなくなったという事は、霊感が強いからじゃないですか。」と、おっしゃいました。(No.377) いえいえ、私に霊感は全くありません。あれは、「私のカメラに起きた不思議な現象」を通して、私がご先祖様の「仏壇で遊んじゃいけないよ」という気持ちを勝手に想像しただけです。
10年前、三年生の生徒達と「あの世はあるか」の話になりました。私は、「あるとは思うけど…」程度の意見しか言えませんでしたが、つい勢いで約束してしまいました。「もし私が死んだ後、この授業を覚えていたら、青森の恐山のイタコ※に私の霊を呼び出してもらい、『キーワードは?』と尋ねてほしい。彼女が『平成19年6月19日』と今日の日付を語ったら、それは私の霊がいる証拠だ。」と。
しかし今、私はあの世がたとえ存在したとしても、そこはそんな「この世の思考回路」の枠内に収まるような単純なものではないだろうと感じています。
※イタコ : 死者の言葉を伝えると言われる盲目の女性。青森県恐山のイタコが有名。
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 実際に成し遂げた小さな事は、思い描いただけの偉大な計画よりも素晴らしい。 (C)