SSブログ

1666. 離任式 [学校生活から]

70714f63c9e1b848c918298e41445b3d_w.jpg
              離任式 (フリー画像より)

 昨日、勤務校で終業式と離任式がありました。私は校長先生から留まるよう告げられたので、残留組となりました。71歳、嬉しいやら恥ずかしいやら、複雑な気持ちです。私が教職員の中で最年長となりました。しかしせっかく頂戴した機会ですから、この一年悔いの残らないようがんばるつもりです。

 私はこれまで40回以上離任式を経験してきました。この式典では悲喜こもごも先生方の様々な思いが現れます。ある先生は宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を朗々と吟唱し、そのまま頭を下げて挨拶としました。また別な先生は、指導し切れなかった自分のクラスの生徒に向けて、「お前ら覚えておけよーッ!」と捨てゼリフを吐いて壇を下りました。どちらも強烈な印象を私の記憶に残しました。どんな職場にあっても、最後の言葉は大事にそして丁寧に発すべきと感じました。

 公立に採用された若い講師の先生を除けば、転勤のない私立学校で退任される多くの先生方は教職を去られます。体調不良を理由に自分から身を引く方もいれば、学校側の都合で去らなければならない方もいます。いずれにしても、一年以上同じ部屋で過ごした仲間との分かれは、寂しいものです。先生方や生徒達への対応は、『一期一会』の心構えで手を抜かずにやり遂げねばと強く感じました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 :  人生、楽が多いか苦が多いか、それはその人次第だ。  (T.I.)

nice!(68)  コメント(6) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。