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1661. 抵抗 [ニュースより]

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          ロシア国営放送で反戦の紙を広げる女性職員

 国連総会で141対5という圧倒的多数で非難されても方針を変えないロシアは、1932年の日本とそっくりです。当時の国際連盟は、日本の満州進出を侵略と認めたリットン調査団報告書を42対1の圧倒的多数で承認しました。日本は連盟を脱退して太平洋戦争に突き進み、310万人が亡くなる悲劇を迎えました。

 戦時中はどこも同じですが、反戦を訴える人々は非国民とののしられ、投獄されます。今日、ロシアの国営テレビで同局の女性職員が、「戦争反対。戦争をやめて。プロパガンダを信じないで。あなたはだまされている。」と書かれた紙を掲げました。画面は5秒で切り替わり、彼女はその後警察に連行されました。驚きもせずに原稿を読み続けたアナウンサーが内心賛同していたように見えたのは私だけでしょうか。暴走する為政者と国民は全く別という事を象徴した出来事でした。

 ウクライナの首都キエフで、「この国を命を捨てても守る」と語る様々な立場の市民をニュースで見て、日本の特攻隊を想像しました。太平洋戦争を決して美化はしませんが、私達はあの純粋な若者達の心意気に報いる生き方をしなければバチが当たると感じたのです。日本とロシアでは資源量が違うと言われますが、その資源も買ってもらえなければ宝の持ちぐれです。ウクライナを支援するため、私達もしばらくは省エネに努め、高物価に耐えていきましょう。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 俗物であればあるほど、自分は高尚だと思っている。  (H.K.)

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