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1653. 呪文 [思い出話]

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               教員採用試験のようす

 高校生の皆さん、生き方を楽にするおまじないの言葉をお教えしますね。それは「意味があるはず。」です。

 思った通りに生きられる人なんかいません。思った通りにならなかった時、深呼吸して「ならなかった事には意味があるはず。」と呪文を唱えてみてください。しばらくすると、必ずその意味が見えてきますから。

 私は、大学在学中から宮城県の教員採用試験を5回失敗し続けました。応募年齢を過ぎた時には、真っ暗な気持ちになりました。都内の私塾に採用してもらい、小中学生のクラスを万遍なく持たされ、夏期課外、冬期講習とほとんど休みなしに働かされました。

 やがて三年目に宮城県の年齢制限が緩和されたので受験したところ、今度は合格できました。今考えてみると、その塾の指導のための勉強が功を奏して、一般教養科目がほぼ全て解答できたのです。さらに新任で行った高校はかなり荒れていましたが、それも「こんな苦労ができる幸せ」とポジティブに受け止める事ができました。うまくいかなかったからこその恵みでした。

 そんな経験を何度もしてきたので、今は望みがかなわない事も一つの立派なメッセージと感じられるようになりました。だから、あの呪文を唱える時は、「うまくいかなかったから、きっとこの先面白くなるぞ」と思ってみて下さい。その通りになりますから。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 自分に自信のない人ほど、ブランドで身を包む。 (K.H.)

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