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1642. 敬語 [雑感・気づき]

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                    敬語

 ブログやFacebookの中では、作者と読者、あるいは読者同士がよくコメントを交わし合っています。それらの中には、優れた人柄を感じさせる思いやりに富んだ温かいものが少なくありません。そんな方々の文章には、節度があるのです。最近、節度ある「敬語」の使い方について感じた事がありました。

 インターネットの世界は、利害打算の絡む現実世界とは違って、互いの思想や感情をのびのびとぶつけ合える自由な空間です。私自身も、異なる思想や国籍、宗教の人々の斬新な考え方によって、大きく成長させてもらいました。この世界は、人間的成長を促すすばらしいツールでもあります。

 さて本題の「敬語」ですが、姿も見えず素性も明らかでないこのバーチャルな世界での敬語は、どの程度が妥当なものと言えるのでしょうか。もちろん「ため口」は失礼ですが、丁寧すぎる「敬語」も第三者には異様に映ります。具体例は控えますが、距離感がつかめないため臆病になっているのか、はたまた不埒な下心がそうさせるのかと、過ぎた敬語はあらぬ誤解を周囲に与え、「費用対効果」はマイナスです。

  難しい所ですが、電車の中で人にものを訪ねる時の節度ある口調程度がちょうどいいのではないでしょうか。敬語も「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」です。「程々の良さ(中庸)」を意識しながら生活していって下さい。

** 高校生のコトバ **************************

名言: 集会で一人が咳をし始めると、みんなし始める。 (な)

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