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1117. ジレンマ克服法 [宗教的感覚]

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                                 山川宗玄老師

 岐阜県正眼寺の山川宗玄老師(69歳)のお話です。

 「入門して三か月目、修行が辛くて逃げ出そうとした事がある。腰痛がひどく、座禅ばかりか作務も辛くてしょうがない。このままではひどくなる一方だが、かと言って修行から脱落したとおめおめ帰りたくもない。

 すると一つの考えが浮かんだ。修行中にバタッと倒れれば、いくら鬼のような先輩達でも病院に担ぎ込む事だろう。そうすれば医者の診断でこれ以上の修行は無理となり、名誉の負傷で故郷に戻れる。早速その日から、一刻も早く体を壊そうと、以前にも増して無茶な修行と作務に徹した。

 一日のお勤めを終えると夜中の二時。そんな自分でも時計の二時の音を聞くと、「あと一時間半しか眠れない」と健康を案じる。ところが三週間程経った頃、突然「あと一時間半も眠れる」と思えた。言葉では説明できないが、意識の全てがガラリと変わり、以後辛さも吹っ切れて今に続いている。」

 いいお話でした。怒鳴ろうかあやそうかと迷うような難しい生徒指導の場面でも、何もしなければ何も変わりませんが、生徒の事を思って発する言葉であればどちらでも大丈夫です。皆さん、人生でにっちもさっちもいかない場面に出くわしたら、山川老師のようにマイナスにでもとにかく動いてみて下さい。神様は、動き始めた人を必ず応援して下さいますから。

** 高校生のコトバ **************************

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