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1107. サンドウィッチマン [雑感・気づき]

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                       M1グランプリで優勝し喜ぶサンドウィッチマンの二人。

 金スマでサンドウィッチマンを取り上げていました。高校卒業後、富沢氏は芸人をめざしましたが、伊達氏は福祉系の会社に就職しました。どうしても伊達氏とコンビを組みたい富沢氏は三年間伊達氏を口説き続け、1998年に何とかコンビを組みました。しかし芽が出ず、コンビ名を「親不孝」「銭と拳」「サンドウィッチマン」と変えましたが、状況は好転しませんでした。三十歳前で漫才の年収は三万円でした。

 その頃、富沢氏はずっと自分が伊達氏を誘った事に罪悪感を覚え続け、初めて「やめようか」と弱音を吐きました。すると伊達氏は、「まだ、とことんやってねーじゃねえか」と叱咤し、以後赤字覚悟であちこちのライブに出まくり、初めて「エンタの神様」に出演しました。そして2007年にはMIグランプリで初の逆転優勝、以後は破竹の勢いでお笑いの道を突き進んでいます。

 私は彼らから二つの事を学びました。一つは、「どん底」の価値です。どん底まで落ちなければ見えない光 (彼らの場合は、笑いのツボや笑いの厳しさ) があるという事。どん底は実はチャンスだという事です。二つ目は、「罪人の自覚」の意味です。富沢氏が伊達氏に負い目を感じていたからこそ、逆境下でもコンビは解散しなかったような気がします。含蓄の深い番組でした。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : いつもより 早めに家出た そんな日に 限ってなぜか 忘れ物する (アメリカ)

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