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882. 過去と未来 [雑感・気づき]

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          今も反原発活動に情熱を燃やす吉永小百合さん。(2016年撮影)

 ふるさとは遠きにありて思ふもの
 そして悲しくうたふもの
 よしや
 うらぶれて 異土の乞食となるとても
 帰るところにあるまじや … 

 室生犀星の「抒情小曲集」の中にある詩です。犀星はふるさとは絶対に帰るべき所ではないと言い切っています。一体何があったのでしょうか。

 そこは分かりませんが、最近この詩の「ふるさと」を「初恋の人」に置き換えてもいいのかなと感じています。齢67歳にもなると、昔の美男美女といえどもその美しさはそれなりにフェードアウトしています。初恋のような甘酸っぱい思い出は、型崩れせぬよう思い出の中にだけ留めておいた方が良さそうです。

 一方、矢沢永吉(68歳)、吉永小百合(72歳)、ポール・マッカートニー(75歳)など後期高齢者一歩手前でも、良い顔ジワ作りながら現役並に挑戦し続けている老人もいます。彼らは伸び伸びと自然体です。私も過去は温めつつ、永ちゃんのように未来に向かってはもう少し挑戦したいと思っています。

 でも在校生の皆さん、もし何かご迷惑になるような場面があったら遠慮なく教えて下さいね。その時にはそっとフェードアウトの態勢に入りますから。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 行きたくもない学校の 会いたい人。   (たちばな)

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