SSブログ

459. 傷痍軍人 [地歴公民科]

名言 : 友達の家でのお泊まり会。最初に寝た子が写真を撮られる。 (かめさん)

-----------------------------------------------------------

傷痍軍人
 私が子供の頃、 七夕に行くと必ず街角で白っぽい浴衣を着て軍帽をかぶった数人の傷痍軍人 (しょういぐんじん) がいたものです。 四つん這いになって義手でハーモニカを吹く人、 松葉杖と義足で立ってアコーディオンを弾く人、 彼らは前に置いた小箱でお金を求めていました。 見るたび心が痛みました。 暗い思い出です。

 地雷は、 敵兵士一人を傷つければ運ぶ二人と合わせて三人分の兵力を削ぐ効率的な武器と言われています。 私もそれを信じてきましたが、 先日のNHKスペシャルを見て、 戦争はそんな甘いものでは無いと知らされました。 その番組は沖縄戦で戦いに駆り出された少年兵達の話です。 弾薬、 兵員共に底をついた戦場では、 敵弾で傷ついた兵士は軍医によって射殺されていたのです。 また昨日見た硫黄島での壮絶な戦いでも、 「捕虜になるより名誉の死を」 と戦友を撃った日本兵の回顧談が映し出されていました。 戦場の敵は前からばかりとは限らないと改めて感じました。

NHKスペシャル 「あの日、僕らは戦場で〜少年兵の告白〜」
http://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/1009/881873/


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。