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456. NHKドキュメンタリーから [地歴公民科]

川柳 : エアコンの リモコン戻す 母の留守   (ポッキータン)

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NHKドキュメンタリーから
 NHKの 「特攻 -なぜ拡大したのか-」 を見ました。 太平洋戦争末期、 皆さんと同い年ぐらいの未来ある若者4500人以上が、 特攻によって命を落としました。 問題点がどこにあるのか、 考えさせられました。

 米兵に罪は問えません。 正当防衛論が成立しますから。 一方、命令した上官も職務命令に従っただけなので罪は問えません。 発令者の軍の参謀は自らの職務に忠実な官僚でした。 宮崎周一陸軍中将の言葉、「 終戦を考えるのは私の任務ではない。(勝つ事を考えるのが任務なので)」 がそれを示しています。 改ざんされた数字が事実とされ、 大本営会議は誰も終戦の発言ができない雰囲気となりました。 天皇は多数派の意見を無視できず、 ズルズルと広島・長崎の悲劇の発生を待つ事となったのです。 結局問題点は、 正しい数字で状況を正確に把握し、 客観的に日本の未来図を描ける部署が政府の中に無かった点にあると思います。

 私には、これが今の政府の原子力政策とダブって感じられて仕方ありません。


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