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453. 不思議 [学校生活から]

狂歌 : 花火より ゆかたの君が きれいだと 言われた私が 舞い上がりそう  (月夜)

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不思議
 今日、 やっと県教委の研修会に提出する授業の指導案を書き上げました。 指導案とは、 どんなねらいで授業を展開するかを事前に書き記すものです。

 最初は簡単に書いてごまかそうかと思いましたが、 この歳になると 「これが人生最後の指導案になるかも…」 と思えてきて、 いい加減なものも作れなくなりました。 四苦八苦して、 何とか倫理でやってる 「自己愛と真実の愛」 の授業の指導案の下書きを書き上げました。 ところが、直しても直しても校正すべき箇所が出てくるのです。

 その内不思議な事に気づきました。 直す程に、 段落の切れ目がちょうどページの終わりに当たったり、 間違って打ち込んだ文字の方が文章にピッタリはまったりするのです。 まるで完成に近づくジグソーパズルのように、 混沌としていた全体がきれいにまとまっていくのを感じました。 結局、 始めには想像できなかったきれいな仕上がりになりました。 この 「不思議」 こそが、 今私の中ではそのまま神様の存在証明になっています。


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