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1617.  立派な運転手 [雑感・気づき]

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                             三種類の車線

 朝、追い越し禁止の一車線の道を、最高速度ピッタリの時速40kmでゆっくり走る車がいました。後ろには車間距離をせばめたあおり気味の車や車体を小刻みに左右に揺らしてイラつく車等、約10台がノロノロと (この表現自体良くないですね) 連なっています。待望の三車線の交差点に着いて、追い越し際に運転手を見ると中年の女性ドライバーでした。

 彼女は全く正しい運転をしていました。凡人の私達の方が、つい「もう少し周りの状況を感じ取ってくれたら…」と甘えた気持ちになっていたのです。もしソクラテスやイエスがドライバーになったら、絶対彼女のような運転をするに違いありません。最高裁判所の裁判官達もそうすると思います。ただ私は、人々の心に寄り添う判決を下す裁判官とはどのような人なのかを考えてしまいました。俗な私は裁判官にはなれそうにありませんが、なれなくて良かったとも感じています。完璧を目指す不完全な人生の方が、楽しみが多い気がするからです。これも、甘えですけどね。皆さんは皆さんで考えてみて下さい。

 ところで、車線に三種類あるのをご存じでしたか?白い破線と白い実線と黄色い実線です。この違いは、追い越しの場面で、白い破線は「追い越しも、はみ出しも可」、白い実線は「追い越し可、はみ出し禁止」、黄色い実線は「追い越しも、はみ出しも禁止」です。バスやタクシーの模範的な運転手さんを見つけて、是非将来はそのような運転のできる人になって下さい。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 「そうなんだ」 そう言って欲しい だけなのに 不幸自慢を 語り続ける  (清掃員)

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