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1319. 繋(つな)がり [雑感・気づき]

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                    米軍の「トモダチ作戦」の兵士に感謝する被災地の人々

 しばしば戦争に例えられる新型コロナウィルスですが、幸いな点は敵が人間ではなくウィルスである点です。人類が国境を越えてこれ程まとまった事は、かつて無かったのではないでしょうか。

 思い出すのは、東日本大震災です。翌日仙台市に駆けつけたのは韓国のレスキュー隊でした。また米国からも「トモダチ作戦」で二万四千名以上の米兵が被災地の復旧作業に駆けつけてくれました。ロシアや中国、南アフリカ等23か国がレスキュー隊を派遣してくれ、私達は砂浜に「Thank you」をいくつも書いて感謝したものです。一方彼らも、怒号や略奪のない規律ある復興の姿に、日本人の道徳性の高さを感じて帰国したと言われています。多くの国々が医療物資や食料、資金等の援助をしてくれ、「世界は一つ」を肌で感じた素晴らしい一時でした。

 人間同士の繋がりを強めた東日本大震災に比べると、人々の接近を禁ずる今回の新型コロナウィルスは一見人間社会を分断しつつあるように見えますが、人の心の繋がりは震災時よりも強くなった気がします。武漢市民への各国からの応援、医療従事者への一般市民からの感謝、これらがSNSや定時の拍手、ビル等へのブルーのライトアップなどを通して国境を越えて積極的に表現されています。コロナが治まっても、この強い心の繋がりで戦争の危機も払拭していけたらいいですね。



** 高校生のコトバ **************************

名言 : 「疲れた~」と、言える内はまだ序の口。(ハスキー)

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