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442. ダンス [学校生活から]

どどいつ : 花火見るより 大変なのは 屋台並びと 帰り道   (和食は神)

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ダンス
 文化祭で目の覚めるようなダンスを見せてもらいました。 ステージ上で水を得た魚のように踊る彼女達から、 私は 「自信のあるダンサーの目線は水平だ」 という事を学びました。 下向き加減でも上向き加減でも 「演技」 や 「逃避」、 「自信のなさ」 などよけいなものを感じてしまいます。 生徒の前に立つ教員や面接官の前で答える受験生も、 きっと同じ事が言えるのだろうなあと感じました。

 また彼女達は、 まさに本当の自分を楽しんでいました。 見せたいものを持ってる人がそれを表現する技術を一生懸命磨き、 最終的に表現できた時の喜びは本当に大きいものなのでしょう。 私のような老人になると、 新技術の習得はもう無理です。 でも、 見る事で十分喜びを感じています。

 ふと私のような見る人の存在が無ければ、 ダンサーの喜びも無いんだろうと考えると、 こんな私でも十分存在価値はあると気づきました。 この両者が満足し合っている世界が、 芸術の世界なのでしょうね。 みんなそれぞれに役割があると感じました。


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