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1825. コミュニケーション [雑感・気づき]

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                       コミュニケーションが苦手 (フリー画像より)

 2年前の卒業生3人と話す機会がありました。20歳の感性は鋭く繊細で、かなり鈍ってきている私に良い刺激を与えてくれました。例えば教員への評価。職員室内で常日頃私が感じているのとは全く別なものがあり、人物評価は単純に足して二で割る式には下せないと改めて感じました。

 そんな中、1人が「話の切り出し方が分からなくて…」と嘆いていました。高校時代後半はリモート授業、授業再開後はマスク着用と黙食。大学に入っても連日リモート講義で、「相手の表情を読みながら話を切り出したり、切り上げたりする練習ができない」と言うのです。こんな不安を抱くと、就職に際して人を相手とする営業や教育の分野には進みづらくなります。きっとこの問題は、給食の時間も全員前向きで黙食の小中学校では大きな問題になっているに違いありません。

 これは大変な事だなあと考えていたら、一人の学生が「大学の学生会に入って広報活動をしています。新聞社から取材を受けました。」と、話し出しました。その時、「これだッ」と感じたのです。コミュニケーションが取りづらい環境であれば、自分から取りに行こうという攻めの姿勢です。高校生の皆さんも、独り立ちの準備はこの先輩のようにできる所から進めていきましょう。動けば必ず結果はついて来ます。必ず見てくれている人がいて、応援してくれます。勇気をもってコミュニケーション活動に加わっていって下さい。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : とかく妹は、ずるがしこい。  (ペンギン)

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