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1822. 「桜蔵」 [雑感・気づき]

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              カレーショップ「桜蔵」

 仙台市西多賀地区には障がいを抱えた方の授産施設がいくつかあります。昨日それらの一つ「カレーショップ桜蔵(さくら)」に初めて入りました。

 小さめの店内ですが、入り口に直立していた男女従業員が、「いらっしゃいませー」と大声で迎えてくれました。男性従業員の案内で席に座ると、女性従業員がお冷を持ってきてくれました。メニューからカレーうどんを選び、手を挙げると男性が飛んできました。私の発音が不明瞭だったせいか、2・3回言葉のやりとりがあり、彼は「大変申し訳ございませんでした」と頭を何度も下げ、厨房に大急ぎで戻りました。カレーうどんは美味で、私は丼の汁を最後まで飲み干しました。

 恥ずかしながら、それまでの私は授産施設とあるだけで衛生面等に不安を覚え、足が向きませんでした。しかし厨房には専門の調理師が、レジにはハキハキした女性が店を切り盛りしていて、何の問題もありませんでした。さらに私を大きく変えたのが、一心不乱に働く二人の従業員でした。障がいの程度は分かりませんが、仕事一途なのです。彼らを見て、「innocent(純真な)」という英単語がすぐ頭に浮かびました。おそらく仕事に一杯いっぱいで余計な事に意識を向ける余裕もないのでしょうが、それがとても新鮮に映ったのです。与えられた仕事に一生懸命取り組むあの姿こそ、私達が本来社会から求められている姿勢だと気づかされました。

 カレーおいしいですよ、近くの皆さん是非食べてみて下さい。

〇「桜蔵」を運営するわらしべ社のホームページ
https://www.warashibesha.com/sakura

** 高校生のコトバ **************************

狂歌:今回は 勉強しようと 思っても テスト前日 「あれ範囲どこ?」 (謙ちゃん)

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