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1453. 座標軸 [ニュースより]

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         人通りの絶えた仙台の夜の繁華街、国分町 (ネットより)

 先週、新聞記事要約発表で「コロナで営業時間短縮」の記事を読み上げた生徒が、「私の家も飲食店なのでとても不安です。」という感想を述べました。そんな今日、村井知事が、仙台市中心部の酒類提供を伴う飲食店に要請している午後10時までの営業時間短縮について、27日からは対象を仙台市全域に拡大すると発表しました。その数は約2400店から約1万店に増えます。26日までとしていた期間も2月7日まで延長しました。彼女の不安がひしひしと伝わってきます。

 昨年春、志村けんさんに陽性反応が出て一週間で亡くなった時、日本中の誰もがコロナに背筋の凍るような恐怖を味わいました。ところが今の日本人は、恐怖心の薄れた若者と恐怖心の抜けない高齢者、将来に不安のない公務員や年金受給者と将来に不安を抱える飲食店や観光関連業者、仕事が無い人々と繁忙を極める医療従事者、と幾重にも二分されています。コロナは世界の国々だけでなく一国内の人々をも分断しています。

 昨今ゴーン氏、安倍氏、トランプ氏といった傲慢な権力者が表舞台から引きずり降ろされました。しかしコロナが人々から挨拶や集会といった連帯の機会をも奪っているので、世界はカオス状態になりつつあります。こんな時こそ、皆さんは何をすべきで何をしてはならないのか、自分自身の座標軸をしっかり打ち立てていって下さい。

** 高校生のコトバ **************************

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