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1449. 友人選び [思い出話]

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          昔の学生運動の過激な活動家たち  (ネットより)        
 三年生に質問されました。
「大学に入ったら、広く浅くの人間関係の方がいいですか?」
「もちろん、人づきあいの始まりは広く浅くだけど、気をつけてね。キャンパスには過激派やカルトの人もニコニコ手招きしてるから。」
「どうすれば分かりますか?」

 私の大学時代、4月のキャンパスではサークル勧誘のため多くの先輩達が話しかけてきました。ポスターが貼られ、中庭では応援団が模範演武を見せ、教室では数人の学生達が哲学談義に花を咲かせていました。私は人形劇にひかれて児童文化研究会というサークルに入部しましたが、実はこのサークル、数年前までは武闘派の学生活動家の集まりでした。血の気の多い一人の先輩を除けば、仲間は子供好きの純朴な学生ばかりでした。私は運が良かったと思います。その後応援団は暴力事件で謹慎処分を受け、哲学談議の一青年は殺人事件に絡む過激派学生として逮捕されました。

 入学したてで人物鑑定を冷静にするのは簡単ではありませんが、話相手の視線はしっかり見て下さい。過激派やカルトの人は、話をしていると時々両目の視点が私の顔を突き抜けてはるか後方に向かいがちになります。偉そうな事は言えない私ですが、卒業後の人生目標をしっかり持ち、その実現の為に必要な事から先に手を付けていくような学生生活を送っていけば、友人選びも大きな失敗はないと思います。皆さんの人生に実り多き事を祈ってます。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : コロナっち 青春返せ 時返せ
  (〇)

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