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1441. 責任回避 [ニュースより]

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                        お遍路姿の菅直人氏  (ネットより)
「私が知らなかった事とはいえ…」
 『桜を見る会前夜祭』に関する安倍前総理の弁解の中で何度も出てきた表現です。もしこれを沈みかけた戦艦の艦長が言ったら、その罪は万死に値します。また、この表現を不祥事のあった会社の社長が謝罪会見で使ったら、そんな無責任な会社の製品などこれから怖くて使えません。

 先日の菅総理の「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」も不快でした。五人以上の会食は控えるよう国民にお願いしたその夜に8人で会食し、さらにこの弁明をした夜もしていたというのですから。この「誤解」の中身とは一体何なのでしょうか。

 「もし不快な気持を抱かれた方がいるとしたらお詫び申し上げます。」麻生財務大臣がこれを使っているのを何度か聞いた事がありますが、これも自己正当化以外の何物でもありません。政治家が揃って責任回避に汲々としている姿は情けない限りです。

 2004年に自らの年金未加入問題が発覚した時、代表を辞任して坊主頭になり、四国でお遍路行をしたのは民主党の菅直人氏でした。間違いを潔く認めた所が小気味よく感じました。誰もがそう思ったようで、彼はその後総理大臣になりました。格が違いますが、最近の私はよく書き間違うので、「間違っていたら教えてね」と言いながら板書しています。でも、これはこれでご批判を浴びそうですね。「喝!」

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 「トマトマト トマトマトマト トマトマト」 なぜかはまって ずっと言ってた  (サーヴェル坂野)

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