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1253. 無念の主将 [教育の話題]

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                      古川工業高校柔道部の皆さん(前列中央が皿貝悠馬君)

 古川工業高校柔道部を取り上げた東日本放送の番組を見ました。2年生の主将の皿貝悠馬君は、新チーム発足直後に右ひじを骨折してしまいました。大黒柱を欠いて臨んだ県高校新人大会ではベスト8止まり。最前列で食い入るように仲間の戦いぶりを見つめていた悠馬君の表情には、参加できない無念さがありありと現れていました。泣き崩れる1年生には肩を叩いてねぎらい、みんなには再出発を誓わせました。

 担当の医師からの練習許可が出て、初めて参加した他校との練習試合。悠馬君は一敗二引き分け。「自分の働きができなかった。」と悔し涙を流しながらも、「不安があっても、自分の練習を振り返って乗り越えられるよう、練習も手を抜かずにやっていきたい。」とも。澄んだ目と坊主頭から出てくる言葉に、神々しさを感じました。

 古川工業高校の柔道場には、「努力は 人を裏切らない」という標語が掲げられています。アスリートの方々も、「やるだけやれば、結果はついてくる。」とよく語ります。こんな言葉に励まされ、私も残り十年、もうひと頑張りしてみるつもりです。

〇「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」(井上靖)
〇「英雄とは自分のできる事をした人だ。凡人はそのできる事をしないで、できもしない事ばかり望んでいる。」(ロマン・ロラン)

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : ありがとう その一言で 笑顔増え (ひまわり)

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