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1072. ジュニア投資家 [地歴公民科]

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                高校生の投資先

 政経の教科書が終わった三年生で、株の模擬購入授業をしています。生徒達を4~5人の班に分け、各班に架空の1千万円を預けて、これを授業最終日までにいくら増やせるか競わせるものです。

 授業は株の説明、トランプ大統領の一言や企業の不祥事が株価の値動きに直結する事などを話してから、始めます。するとやがて生徒の中に何人か、松岡修造氏のように熱く燃える生徒が出てきます。

 百万円未満でチビチビ購入した班がありました。私は「どうせ遊びなんだから大きく買った方が…」と思いましたが、株価が値下がりして多くの班がマイナスになった今、何とそこが暫定トップになっています。

 私は株で失敗した人を見ているので、株を購入した事がありません。だから、専門家から見ればこの授業はもしかしたら的外れな所があるかもしれません。しかし株は、よく見えない社会の動きを、株価という数字で生徒達に具体的に感じ取らせるいい教材と感じています。決して今すぐ株の購入を薦めている訳ではありません。

 生徒達には、「やるなら、子育てが終わって、お金に余裕ができたらやりなさい。」と話しています。射幸心から来る行動は、ともすると家族という基礎的な集団すら壊しかねないと感じるからです。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : メールでは なぜか敬語の うちの母  (P.C.C.)

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