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1058. 贅沢 [雑感・気づき]

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                             焙煎前後のコーヒー豆

 私は夜、セミダブルのベッドに寝ています。この幅120cmのサイズは、腰痛持ちの私が夜中にゴロゴロ寝返りを打つのに、ちょうどいい広さなのです。しかしこれに慣れてしまったせいで、私は旅行先のシングルベッドで横になると、窮屈さで眠りが浅くなってしまいました。

 学生時代、万年布団の四畳半からシングルベッドが備え付けてある四畳半の部屋に、アパートを変えました。その生活はとても新鮮で満足したものでしたが、やがてそれも普通になっていきました。贅沢な生活に入ると、それまでの「普通」が辛いものなってしまいます。

 昔、私は自作のコーヒーに凝って、外ではなかなかおいしいコーヒーが飲めなくなっていました。(No.272) かと言って生豆から炒り始めると、時間と金がかかります。そこで18年前、病気回復の「願懸け」に思い切って「コーヒー断ち」を宣言しました。すると願が叶って回復したので、以来コーヒーは飲まなくなりました。お陰様で、今は雑念なしにおいしくお茶や紅茶を頂けています。

 一旦広げた欲望を再び縮小するのは大変です。しかし考えようによっては、そのために病気やケガが人生に用意されていると言えないでしょうか。私はこれからも、こんな具合に一つずつ私の贅沢を消していきたいと思っています。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 僕の親 年取るにつれ ヤンキーに お隣さんが ビビっていた  (プータロー)

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