1057. 演奏会 [雑感・気づき]
我が家の近くのコミュニティセンターで、弦楽四重奏の演奏会が開かれました。奏者はそれぞれに仕事を持っていらっしゃるアマチュアの方々ですが、病院や老人ホームなどに積極的に出て行って演奏されています。
演奏会はエルガーの「愛の挨拶」で始まりました。60名程の聴衆は、耳を澄まして感動を分かち合っていました。そして後半は四重奏をバックに、参加者全員での合唱です。「ドレミの歌」が流れると、何と参加されたお年寄りの方々全員が歌い始めたのです。そのとたん、私は目頭が熱くなって困りました。
以前(No.702)にも書いたのですが、なぜか合唱は私の感情を掻き立てます。音程が正しいかではなく、一生懸命歌う姿に打たれるのです。病院の入院患者の方々や青葉女子学園(女子少年院)の収容者の合唱では、涙が止まりませんでした。特に和音は効きます。
私は人間とは集団的動物だと感じています。だから皆さん、喜びも悲しみも一人で抱え込まずにみんなで分かち合いましょう。その方が何倍も生きた事になる気がするからです。これからの生き方まで考えさせられた、素晴らしい演奏会でした。
○コミュニティセンターでの合唱の様子。https://www.youtube.com/watch?v=JHgLyAL4Cx8&feature=youtu.be
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 勝負有り 父と私の にらみ合い (カマンベール)