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913. ミッションスクール [宗教的感覚]

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                                       勤務校玄関前に立つマリア像

 私の勤務校は私立のミッションスクールです。だから、「生徒達はキリスト教教育に期待して入って来る」という前提で教育しなければなりません。先日、神父様をお招きした研修会が開かれました。テーマは、「カトリック学校と他の学校との違い」です。神父様が、「違いは、『本当に自分は神様に救われている』と生徒に実感させる事です。」と語られました。

 私の高校時代は、宗教的実感とは全く無縁の日々でした。(No.48) その後、挫折や失敗を重ねていく内に、「待てよ、無謀な夢が叶わないという事自体、自分が神様に守られている証拠なんじゃないか」と思えるようになりました。ここに気づくまでには、かなり時間がかかりました。だから、ミッションスクールとは言え、多くの生徒達にこれを実感させるのは無理だろうナと感じました。

 では教員はどうすべきか?私は、神の救いを実感している教員が、「いずれ必ず実感する時が来るから、私の体験を信じなさい。」と生徒に語るしかないと思っています。生徒から信頼されている教員の言葉であれば、生徒達は期待してその時を待つ事でしょう。そしてそのような指導のできる所が、ミッションスクールなのだと思います。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 4時間目 ご飯の事で 頭一杯  (うめぼし)

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