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910. 罪人の自覚 [教育の話題]

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                            山本修司氏についての解説です。

 豊田市の「聖香園 愛の家」園長の山本修司氏のラジオ番組でのお話です。

 5歳の頃、数人の友人と床の間の掛け軸に小便をかける競争をやろうとした。父親に見つかり、叱られて庭の松の木に縛られた。ふてくされていたら、夕方母がおにぎりを手に綱を解いてくれた。「分かった?」「分からん。小便くらいでこんな目に遭わせて。」「それじゃ、食べ終わったらまた括りますよ。」おにぎりを食べたらまた括られた。そして「あなたが悪かったと気づくまで、お母さんもここにおります。」と、私の足下へ坐った。不思議な事に、母が傍にいてくれるだけで私の心は解きほぐされていき、「僕悪かった。お父さんに謝る。」と言った。「よう気づいてくれました。お父さんの前で頭を下げなさい。後はお母さんがお詫びするから。」父の前へ行くと、母は「私の躾(しつけ)が悪いために、このような事が起きました。」と、私の悪戯の責任を背負って謝ってくれた。そんな母は40代で喘息で亡くなった。私も80歳で初めて喘息になったが、お蔭で昨日の事のようにその場面が思い出された。

 キリスト教の「罪人(つみびと)の自覚」(No.186) の深い意味を改めて感じました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 1%の可能性にかけてみるのも悪くはない。  (M)

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