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876. 大衆演劇 [雑感・気づき]

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            ビシッと決めた座長さん。何と18歳だそうです。

 梅沢富美男氏がなぜあんなに綺麗に女形の立ち居振る舞いができるのか、長年私は不思議でたまりませんでした。一昨日、偶然私は一泊したホテルで大衆演劇を見る機会がありました。そこで分かったのは、化粧の魔力でした。

 会場は和室の大広間。一角に「横になっての観劇はご遠慮下さい。」などと書かれてあったので、あまり期待せずに臨みました。ところがビックリ。暗転した舞台上のスモークにはステージライトの原色の光が妖しくきらめき、役者の化粧の甘い香りと大音量の音楽は会場を非日常の別世界にしていました。

 ステージは中性的な美男子の役者の踊りが中心でした。素顔を想像させない厚塗りの美しい化粧は、本人に大きな自信を与えているようです。彼らの力強い「流し目」や「決め目線」に、最前列にいた喜寿にならんとする女性がキーキーありたけの黄色い声を張り上げていました。

 どの役者もしっかり稽古はできていましたが、美しい化粧がそれを十分に引き出していました。人生、自信の持てる所を数多く見つけ、それらを関連させながら伸ばすのがよいと学びました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 授業中 悪い子みんな 夢の中   (達磨一家)

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