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871. 落語鑑賞会 [学校生活から]

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                       林家木久扇師匠

 勤務校で落語の鑑賞会が開かれ、林家木久扇師匠が、林家けい木と林家ひろ木という若手二人を従えてやってきました。

 「ウグイスとかけて葬式と解く。そのこころは、なきなきウメにいきます。」などといったなぞかけで始まり、若手二人の落語に移りました。さすがプロです、二人共部活の先輩のノリで、あっという間に生徒達の心をつかみました。そして木久扇師匠。滑舌はいいし、客席を見て素早く反応するし…、笑点でのとぼけたイメージしかなかった私は、認識を新たにさせられました。

 何より驚いたのは、師匠の呼び起こす笑いの質が前座の二人と全く違っていた事です。二人は高校生と同じ若い感覚で笑いを誘い、自分達も笑顔を崩しませんでした。しかし木久扇師匠は、自分の恩師の林家正蔵師匠や笑点の桂歌丸師匠とのやりとりの場面では笑いません。すっかり登場人物になり切っています。それがおかしくて会場は爆笑の渦です。木久扇師匠は噺家と喜劇役者の両方をしっかり演じ分けていました。

 私も、こんな授業ができればいいなあと、大いに刺激を受けた二時間でした。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 家族皆 A型なのに 誰一人 片付けできない 乱雑な部屋  (自称神)

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