SSブログ

283. 「知る」と「信じる」 [地歴公民科]

狂歌 : 止まらない 時間の中で 見つけたい 生きてる事の 意味と真実  (嘆きのポエム)

----------------------------------------------------------

「知る」と「信じる」
 皆さんは地動説を 「知っている」 のでしょうか、 それとも 「信じている」 のでしょうか。 もちろん 「現代人だからそんなの知ってるよ」 と答えると思います。 では 「なぜそう言えるの?」 と聞かれたら何と答えますか。 「学校で教わったから」 という回答では、 「教会で教わったから」 と言って天動説を信じていた中世の人々と同じで、 他人の言葉を 「信じている」 に過ぎません。 このように、 「知っている」 と 「信じている」 の境目は、 案外あいまいなものです。

 新しい観察の道具が発明され、 蓄積されたデータが 「別の理論で説明した方が便利だ」 となった時、 パラダイムシフトが起こります。 孔子は 「怪力乱神」 を語らなかったと言われますが、 超常現象や霊魂の世界といった、 今は単なる信仰の世界も、 ある日突然知識の対象として認知されるかもしれません。 どんな意見にも耳を傾ける柔軟さが必要ですね。 私個人は、 「信じた事は実現される」 と信じています。

 クーンの説で、 天動説から地動説への転換のような 「思考の枠組そのものの転換」 を言います。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。