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1911. 男女平等 [ニュースより]

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                            質問する女性議員 (フリー画像より)

 先日の河北新報の「デスク日誌」の要約です。

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 仙台市議会でなかなか突破できないのが女性議員の比率「3割の壁」である。7月の市議選で当選した女性は15人、比率は27.3%。過去最多の数字ではあるが、ジェンダー平等という観点からは物足りなさを感じる。仙台市議会はこの10年以上女性議員比率が23~25%で推移し、政令指定都市の平均(16~20%程度)を上回ってきた。だが4月の統一選の17政令市議選の平均は23.1%に上昇し、仙台の鈍化が目立つ。…中略… 自民は女性ゼロの「男性党」になってしまい、第1党としてのバランスを欠く。自民党本部は6月、党所属国会議員の女性比率を30%にすると掲げたが、国政でも地方でもそろそろ本腰を入れないと、自民党そのものが壁になる。
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 女性議員が少ないとの数字が並びます。うがち過ぎかもしれませんが、私にはこの文章が
「たとえ能力の高い男性が多数いたとしても、何人かは遠慮して女性に議席を回すべき」
と言ってるように聞こえてなりません。これは真の男女平等ではないと思うのです。政治でも会社でも能力のある人が舵をとるべきであって、そこに男女の区別はありません。この記事が
「世の女性達、大いに政治を学んで政界に進出せよ!」
との観点で書かれたものなら問題ないのですが、どうもそうは読み取れません。

 私はこれまでアファーマティブ=アクションに賛成の立場でしたが、皮膚の色だけで優遇するのは、性別で優遇する今回の件と同じで、問題ありだなあと今考え直しています。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 「完全犯罪はあり得ない」はうそ。なぜなら見つかった犯罪しか知らないのだから。  (U.A.)

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