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1692. 刺激 [雑感・気づき]

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             山崎製パンのバターロール

 最近我が家の朝食は、ヤマザキのバターロールです。宣伝するわけではないのですが、これを温めるとほのかな甘みが増し、とてもおいしいのです。添え物はマーガリンがぴったりで、甘味の強いジャムではそのおいしさが消されてしまいます。同様に私は白ご飯が好きなので、とろろをおかずに出されてもご飯にかけたくありません。妻からは、とろろを汁のように飲むと叱られます。ほのかなおいしさを味わうためには、おかずも選ばなくてはなりません。

 かつて米国の短期留学の高校生が日本人家庭に泊まった時の話です。白ご飯が食べ辛そうなので牛丼のたれをかけてやったらよく食べたそうです。きっとその時の彼らは、スパゲティミートソースを麺とソース別々に出されたような気分だったのでしょう。好き嫌いは別として、より刺激の強いものを併せる事で本来のおいしさが消される例は数多くあります。私達は調味料が食生活を豊かにしているように思いますが、調味料も乏しかった大昔の食生活は想像以上に豊かだったような気がします。

 秀岳館高校サッカー部の問題を見ていると、人間もこれと似ている気がします。たとえ元来良い人であっても、スポーツコーチや顧問といった強い権力を手に入れると、その良さは消されがちです。教員と生徒の権力関係も同じで、ここは私も気をつけねばと自戒しています。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 痩せたのに 会いたい彼は 他高行き  (AM.PM.)

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