1260. 道楽

                   　　可能性に満ちているブログ (ネットより)

　今年は元旦早々暗い話題のブログを書いてしまい、「失敗したなあ」と少々落ち込んでいたら、トータル11のコメントが寄せられました。こんなに多く頂いた事がなかったので、びっくりすると同時にとても嬉しくなりました。私自身は、よほどの事がないと書かないのですが、もらう事がこんなにも楽しいという事は驚きでした。コメントを下さった皆様、ありがとうございました。

　そもそも送り手の性別・年齢・職業・容姿等、何も知らないのに、まるで友人のようにすんなり反応できる所がこの世界の魅力ですね。もしかすると、会わないから良いのかもしれません。口臭もホクロも一切ない肉体抜きのイマジネーションの世界がここにあります。

　ラジオがマスコミの主流だった1960年代に、街角で実況中継をしている女性アナウンサーを見かけました。その時、その方が眼鏡をかけていて、私の「美しいふくよかな美人」というイメージが大きく崩れました。その後も、テレビの声優や俳句の作者に似たような体験をしました。

　容姿の衰えが日に日に進む私達老人にとって、魂と魂の交流であるブログやＳＮＳ上のやりとりは、新しいコミュニケーション＝ツールとなりそうです。もしかするとこれは「あの世」での交流に案外近いのかもしれません。残り少ない人生の中に一つの希望の道楽を見つけた気がします。

**　高校生のコトバ　**************************

名言 : 何かあったの、あの二人？　でも聞けない。 (次女)