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725. 塩竈散歩 [雑感・気づき]

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            塩竈市の代表的造り酒屋「浦霞」の本店の建物。

 小学生の頃、私は近視の治療のために、二か月に一回塩竃市内の眼科医院に通っていました。瞳を大きくする目薬を使うため、帰りはサングラス姿てした。時々視覚障害児と間違えられ、電車で座席を譲られたりしたものです。

 昨日、その塩竃市を55年ぶりに散歩しました。驚いた事が二つありました。一つ目は本塩釜駅周辺からドブ臭さが消えていた事です。昔は隣の下馬駅から臭っていました。二つ目は駅周辺がすっかり新しくなっていた事です。こちらは津波のせいでした。

 「すっかり変わったなあ」と感慨深く歩いていたら、道路脇に防空壕が三つ見え、その隣に古物商があり、足元の排水溝にはたくさんのタバコの吸い殻が落ちていました。道を尋ねると皆さん外に出て来て親切に教えてくれます。55年前に戻ったような気がしました。極めつけが寿司屋のトイレ。二段になった床の上段に和式のトイレが置かれ、その上に洋式の便座が据え付けられていました。そのレトロ感には、ただただ感激でした。ドブ臭さは消えても、塩竈にはまだ昭和の香りが残っていました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 親のけんかは、私を成長させ大人にさせる。   (ふんわりぽん)


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