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722. 雇用のパラドックス [ニュースより]

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                          宣誓を行うトランプ大統領 (ネットより)

 昨日、ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任しました。個人的には「とうとうなってしまったか」という感覚なのですが、晴れの門出ですのでこれ以上のネガティブな発言は控えましょう。

 彼は米国内の雇用を創出するため、トヨタなどの自動車会社の工場をメキシコから米国に移すよう要求してきています。従わない場合、メキシコで生産された安い車には、NAFTA(メキシコ・米国・カナダ間の関税廃止)を無視して高い関税をかけると言っています。フォード社はメキシコ工場の建設を断念しました。しかしトヨタはメキシコとの信頼関係を重視し、工場建設は予定通り行うとしています。

 もし米国民がメキシコ産の安い車を購入できなくなったら、米国の雇用はどうなると思いますか?米国民は高い国内産新車より安い中古車を購入するようになり、自動車工場は縮小し、多くの工場労働者が解雇される事になのではないでしょうか。ここは、「生きた政経の教材」として是非注視していきましょう。

 トランプ新大統領に関するニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/special/45th_president/

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 「緊張していた」は言い訳。緊張以上の集中力が必要。 (飛車丸)


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