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536. コルチャック先生 [教育の話題]

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                  コルチャック先生と子供達


 コルチャック先生についての、 東海大学塚本智宏教授による講演会に参加しました。 ポーランドの医師コルチャック先生は医師を辞めて孤児院の院長をしていましたが、 第二次世界大戦末期にナチスによってその子供達と共に収容所で殺されてしまいました。 今、 彼の理念は 「子供の権利条約」 の中に生かされています。

 コルチャック先生は、 子供は未熟な大人ではなく独立した第三の人間だと言います。 (男の大人・女の大人・子ども) 子供どころか赤ちゃんすらも完全な一個の人格と見ています。 赤ちゃんは時々 「ため息」 をつきますが、 それは初めてづくしの体験の中で息を殺して待った末の安堵のしぐさなのです。 若者が意中の人と出会った瞬間に息が止まるようなドキドキ体験を、 赤ちゃんは毎日重ねています。 コルチャック先生は、 「私達は子供を守ると同時に、 子供の事は子供から学ばなければならない」 と言います。

 「子供は私に影響を与え、 私を育てる。」 すばらしい視点ですね。

コルチャック先生についてのホームページ
http://www.geocities.jp/mishika77/korczak.html

映画「コルチャック先生」についてのブログ
http://blog.goo.ne.jp/hanamamagon/e/6307bca9befd53bdc850f6124cb5396a

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 目があった 一瞬時が 停止した  (S.R.) 


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