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473. 奥の深い話 [宗教的感覚]

狂歌 : 天気予報 テレビの予報は はずれるが 母の予報は 必ず当たる  (mi)

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奥の深い話
 東日本大震災から4年半が経ちました。 マスコミの記者達が、 大船渡に生きる山浦玄嗣神父によく尋ねるそうです。 「なぜ、 神は善良な市民をこんな悲惨な目に遭わせるのか」と。 それに対して神父は、 「神は、 まじめに生きてる市民にこんな不条理を与えるはずがない。」 と聞こえて腹が立つとおっしゃいます。

 「これは神様に、 人間に合わせて行為せよと命じるのと同じです。 たとえ一人でも死は悲惨です。 それがたまたま津波という形で2万人同時にやって来ただけです。 こんな経験を大船渡の人々は何度も味わってきたので、 誰もそんな質問はしません。 大災害の時、 まれに絶滅種の突然変異の個体が生き残る事がありますが、 やがてそれが次の時代の強者となります。 この繰り返しが今の人類です。 私達だけがそのサイクルを免れる事はできません。 このように 『なぜ』 という問いを許さないのが神の摂理であり、 自然なのです。」

 まだ十分理解し切れていませんが、 奥の深い話で考えされられました。 (「『なぜ』と問わない」 山浦玄嗣著より )


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