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196. 愛について [宗教的感覚]

川柳 : 両親に 感謝しながら 親不孝   (ANIの彼女)

愛について
 「隣人を愛しなさい」とはよく聞く言葉ですが、 愛とは、 言われてすぐに実行出来るものではないと感じます。 「気づいたら愛してる」 のが実情であって、 愛は自分の思惑とは別に湧き起こる感情です。 神様に認めてもらうための「愛」や結婚するための「愛」、 さらには財産相続のための「愛」など、 打算のからんだ「愛」は一種の演技であり、不純さを感じます。 

 もし、誰もが母親の子供への愛のような純粋な愛を隣人に持つ事ができたら、 どんなに安らかな世の中になる事でしょう。 難しい課題ですが、 私は「感謝」がキーワードになると思っています。 この時代を生きられる事やこの家に生まれた事など、身の回りのありがたい不思議には感謝せざるを得ません。

 感謝とは自分が大きな愛に包まれている事の実感であり、 そこから喜びや希望が湧き起こります。 この至福の体験を相手と共有したいと願う気持ちが、 隣人愛につながるのではないでしょうか。 かく言う私自身、 隣人愛の実践にはまだまだ遠い未熟な自分を感じています。


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